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最近のブライダル業界についてのあれやこれや(2021年11月18日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。

第109回目はテーマは「最近のブライダル業界についてのあれやこれや」です。
久しぶりの小ネタ集です。1つ1つの話に関連はないですが、最近考えていることをつらつらと書いてみます。

4693文字 / 約9分で読めます


ブライダルメディアは変わると思う話

IWAI OMOTESANDOが人気ですね。
噂レベルでしか聞いていないですが、ウエディングパークで1位になったり予約も好調とのことです。

IWAIはこれまでの結婚式場のようなハード要素訴求ではなく、ブランドやコンセプトの訴求を開業から継続して実施してきていて、同エリアの式場と比べると完全に別軸のアプローチをしているように思います。

今後CRAZYがどのような事業展開を考えているのかはわからないのですが、IWAI OSAKA、IWAI FUKUOKA…と100店舗出店しよう!とは考えてはいなそうです(数店舗くらいはあるかもしれませんが…)。

一方IWAIの成功事例を見て他社がブランディングの重要性を認識し、ハードや価格要素以外をUSPとして考えている式場を新規出店する、またはリブランド・リニューアルする、これはありそうです(そんな簡単じゃないと思いますけどね)。

もしそうなると、ゼクシィをはじめとした既存ブライダルメディアに求められることは大きく変わりそうだなと思ってます。だって今のメディアフォーマットで掲載している情報が顧客の選択判断軸にはならなくなるわけですから。

具体的にどういうフォーマットに変化するのかはちょっとまだ想像つかないですが、もし既存メディアが時代へのキャッチアップが遅れるようなら、新興サービスのビジネスチャンスもありそうです。

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