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結婚式は自由になるほど実施率は下がる?話(2024年8月15日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。ウェディングの民主化を実現したいアナロジーの市川です。

第249回目はテーマは「結婚式は自由になるほど実施率は下がる?話」です。自由な結婚式のネガティブな側面について書いてみます。

(3178文字 / 約6分半で読めます)


常識は変わっていく

時代とともに常識は変わっていきます。

社会環境の変化、テクノロジーの変化、価値観の変化などの背景から、これまでの常識が崩れてまた新しい常識ができていく、この繰り返しです。

ブライダル業界で言えば、これまでの大きな転換期としては

  • ゼクシィの発売開始と広がりによって新郎新婦が自分たちで式場を決める文化ができた

  • T&Gなどゲストハウスの台頭によってハード要素での会場選びが主流になった

  • CRAZY WEDDINGの登場によって、オリジナルウェディングという概念が広がった

  • コロナ禍で結婚式そのもののスタイルや考え方が多様化した

  • さて次に起こる変化は??

こんな感じかなと捉えています。

こうした変化は狙って起こすものなのか、気付いたらそうなっているものなのかはわからないですが、今起こりつつある変化としては「結婚式ってもっと自由でいいよね」だと感じています。

自由になるっていいことでもあるのですが、

・自由になる→選択肢が増える→意思決定にかかる心理的コストが増す→やらない選択をする(何も選ばない)人が増える

という流れになる可能性もあると思っていて、今回はそんなテーマで書いていきます。


自由になって変わったなと思うもの

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