アイテムの持ち込みについて(2024年9月5日配信)
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おはようございます。ウェディングの民主化を実現したいアナロジーの市川です。
第252回目はテーマは「アイテムの持ち込みについて」です。
最近アイテムベンダーさんやクリエイターさんと話す機会が多かったので私見を述べてみようかなと。
(3301文字 / 約6分半で読めます)
アイテムの持ち込みは自由になるのか?
持込の自由化は長らく業界課題テーマの1つとして叫ばれていますが、解決に向けて大きく前進している印象はありません。
持込が自由になることを強みとするメディアが登場した
中小式場や単店式場は持ち込みを自由にOKにする会場も増えた
式場ではなくプロデュースサービスへ申し込む人が増加したので自由にできる人が増えた
変化で言えばこれくらい?
大手企業の持込に関する規約はほとんど変わってないし、ゼクシィへの掲載で「持ち込みオールフリー」を謳ったからと言って集客に絶大な効果が得られるわけでもない。というわけであんまり進んでいる印象はないなぁと思ってます。
ちなみに僕のスタンスは、半年前くらいにこちらの記事で書いた通り「リスクを持っている人や企業が決めればいい」で、これは今でも変わってません。
ただそれと同時に、
自由競争化することで商品力を高めやすい環境を作ること
顧客にとっての選択肢の解放すること(より多くのアイテムから選ぶことができること)
この2つはできた方がいいよなぁとも思っているので、じゃあどうしたら実現できるのかは考えていきたいところ。
ではそもそもなぜ持込が不可だったり持ち込み料がかかるのかで言えば、
①式場業績の観点
②オペレーションと責任の所在の観点
③クリエイティブの観点
主にこの3つの理由であり、顧客/事業者/従事者の3者にとってメリットがある仕組みであれば持ち込みを規制する必要性がなくなると思っています。
では、それにはどうしたらいいんだろう?をテーマに考えてみます。
①式場業績の観点
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