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メルマガのネタがなくなりました(2022年7月14日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。

第142回目はテーマは「市川の自己紹介」です。
ブライダル全く関係なくて申し訳ありません。来週はちゃんとネタ探して書きます。

(3820文字 / 約7分半で読めます)


お詫び

ここ最近猛烈に自分のタスクが増えたことで多忙を極めておりまして、メルマガのネタ探しが全くできておりません。少なくともメルマガ1回分のコンテンツになるレベルで考えがまとまっておりません。。

なので、142回目にして初めて自己紹介的なことを書いてみようと思います。

ネタ不足を個人情報公開で穴埋めしようという浅はかな魂胆です。興味ない人には本当に申し訳ありません。

ただ、これまで対外的なところではほとんど明かしたことがない内容なので、そんなレア回だと思ってあたたかい目でお読みいただけるとありがたいです。

※今回が配信初回の方へ
いつもはブライダル業界に関連する内容をお送りしてますので、全然内容ちゃうやんけ!と配信停止するのは来週分を読んでからにしていただけるとありがたいです。


生い立ち

1984年生まれの札幌育ち。

両親がホルン奏者とバイオリニストという音楽一家の長男として生まれましたが、リコーダー以外の楽器は一切できず、絶対音感も持たず、音楽とは無縁の幼少期を過ごしました。

一般的に音楽家の家庭だと子供にも何かしらの楽器をやらせたがるらしいんですが、「自分のやりたいことをやれ」という教育方針のもとで育てられまして、今振り返るとすごいありがたかったなと思っています。

他人が誰かに何かをすることを強制しない(僕の場合は親が自分に音楽を強制しない)、ただし自分でやりたいことをやると決めたらちゃんとやり切れ、という教えでした。

これは今の自分の考え方にも色濃く影響している気がします。子育てもそうですし、会社経営でもそうですね。できるだけ幅広く機会は与えるけどそれを強制はしない、ただしやると決めたらちゃんとやらせる、それが基本スタンス。

そんな家庭で育った結果、小学校から大学まで野球やることになりまして、高校時代は甲子園にも行きました(スタンドで応援してただけで試合に出たわけではないんだけどね)。

そしてその後、たまたま化学のテストの点数がよかったからという理由で理系に進み(数学や物理は苦手)、北海道を出たいからという希望で東京にある大学の化学系学科に進学することになります。


大学~大学院時代

普通の学生だったと思います。

ほどほどに勉強し、ほどほどにサークルに参加し、ほどほどに飲み会やって、ド平均の成績で4年で卒業、という。

そして大学卒業後はまだ就職したくないという理由で大学院に進学しまして、そこからさらに2年間研究室にこもります。

余談ですが、一昔前に世間をにぎわせたSTAP細胞のあの方は同じ研究室の1つ上の先輩です。

当時は僕もあんな研究をしてまして、「Flow Cytometryを用いた難培養性微生物の分離培養」という修士論文を書いて卒業しました。一見すごそうなんですけど、要約すると「この方法だと微生物は培養できないことがわかった」というただの実験結果報告書サマリです。よく卒業できた。

一方、今でいうガクチカ的にバイトはけっこう頑張ってまして、特に3年間続けた雀荘メンバー時代はその後の人生に大きな影響を与える経験だったと思います。

このバイトも明確に意思を持って始めたわけではなく、たまたまよく遊びに行ってた雀荘の店長に誘われて始めたんですが、雀荘って本当にいろんな人が来るんですよね。いい人もいればヤバい人もいる。それに、麻雀の勝ち負けが給料に直結するのでそれなりに刺激のある職場です。

特に人格ヤバい人と同卓してボコボコに負けるとストレス溜まるしお金は減るしで悲惨な状態になるんですが、何度も繰り返していくうちにだんだんとメンタルは鍛えられていきましたね。多少のことでは動じないというか。あぁこれも日常と受け入れられるようになったというか。

もちろん社会人後のビジネスでかかるストレスとはまた違うものかもしれませんが、この3年間の経験があったからこそ、今でも折れずにやれている気がします。


社会人~ブライダルへ

大学院時代の同期たちがキリンや味の素、エーザイなど大手企業の研究職の内定を獲得していく中、研究の面白さ全くを見いだせなかった僕はコンサルティング会社に絞って就活します。だって2年も研究やって何もわからないっていう論文しか書けなかったからね。

でもコンサルを目指したきっかけもとても意識の低いもので、当時再放送されていたドラマ「ビギナー」を見て

→司法修習生ってかっこいい!
→理系を活かせる法律の仕事あるのかな?
→弁理士っていう仕事があるやんけ!
→日本技術貿易っていう会社がある、面白そう!
→会社カテゴリは「コンサル」とある、コンサルって何?
→へぇ、コンサルってこういう仕事なんだぁ。
→一番上に出てるアクセンチュアってとこも受けてみよ

みたいな感じ。

何社か選考を受けていると、ありがたいことにとあるコンサルファームから内定を頂けて、晴れて2009年に新卒入社することになります。

ただ残念なことに、内定~入社までの間にリーマンショックが起こりまして、入社早々に全社員給与カット&新卒出勤停止(&給与3割減)の命令が下されました。超コストカット全盛期で、無駄な印刷したら人事に呼び出されて怒られるしトイレの電気は付かないしレベルのまあまあな地獄。

その後もあまりに不安定な経営状態が続いたので2010年末に転職を決意します。当時は本当にこの会社倒産すると思ってました。

で、その転職活動中にDODAの担当者に紹介されて選考を進めた会社が

・デロイトトーマツコンサルティング
・エスクリ

この2つで(他にも何社も受けたんですけど全部落ちた)、先に内定もらえたからという理由でエスクリに転職することにしたんですよね。ブライダルがやりたいといった理由ではありません。

ーー(当時のスペック)

・26歳、独身未婚。
・社会人経験1年半(最初の半年は実質出勤停止状態)。事業会社の経験なし。営業とマーケの違いもよくわかってない。パワポは得意だがエクセルは使えない。
・結婚式列席経験なし。ブライダル業界に関する知識なし。当然に結婚式への想いなんて全くなし。

ーー

ヤバいw
今振り返ればよく採用されたなと思いますが、こうしてブライダル業界での仕事がスタートしたわけです。


ブライダル時代~起業

次世代リーダー候補?みたいな募集ポジションで入社し営業企画部に配属になった僕は、社内システムを活用して数字管理を効率化し、業績改善に役立てよう!みたいなミッションを与えられます。

当初は何か月間か式場配属にして現場を知ろう的な計画もあったみたいなんですが、入社してすぐに東日本大震災がありその計画も白紙になります。なお、それ以降も現在まで一度も式場で働いたことはありません。なのでインカム使えませんしトレンチも片手で持てません。

ただ営業企画の仕事はありがたいことにけっこう自由にやらせてくれて、社内データをゴリゴリに分析、可視化しては改善策を支配人たちに渡してという感じで、当時の会社の成長に裏側から貢献できたんじゃないかなという自負はあります。

で、営業側のKPIと施策がだいたい整ったタイミングで次は集客を改善すべくマーケティング部に異動になり、それ以降は式場集客を専門に行うことになります。

ここから先の話はいつものメルマガでも書いているので記憶に残っていることだけピックアップすると

・CPA最適化ではなく式場利益最大化という視点で広告宣伝費を運用した
・気が付いたら自分の部署のメンバー50人とかになっててマネジメントを学んだ
・ディズニー映画とのコラボをたぶん業界初で実施した
・自社主催イベントを開催しまくった
・ゼクシィフェスタとかをハックして無双した(1日で1会場で70予約とか取った記憶)

とか、あまり常識にとらわれずに好き勝手にやってた気がします。忙しかったし数字のプレッシャーも強かったですが、今思い出しても楽しかったなぁという思い出です。

その後、色々あってエスクリを2016年に退職し、その次の会社も色々あって2017年に退職し、さらにその次の会社も理不尽なマネジメントに耐えられず退職し、2018年に起業しました。

起業から早4年。

これからどうなるかはまだわからないですが、こんな感じの37年間を経て今に至ります。


今回のまとめ

これまでの人生を振り返ってみました。
超自分語りっぽくて申し訳ありません。

市川に興味がある方にとっては面白かったかもしれませんが、ブライダルが好きでいつも読んでいただいている方にとっては1ミリも面白くなかったと思います。申し訳ありません。

そして、全編お読みいただいた方はもうお分かりだと思いますけど、僕自身は全く一貫性もなくかなり行き当たりばったりで生きてきた人間です。

ただ、どんな理由や背景から決めたことでも、それなりにちゃんと取り組めるのは強みなのかなぁとは思ってます。まぁ、若い頃からちゃんと計画的に取り組んでいたら今頃はもっとすごいことできていたかもしれないですが…。

今回は特に結論も何もないんですが、私はこんな人間ですっていう話でした。

来週こそはブライダルのことをちゃんと書きますので、これからもよろしくお願いします。

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