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部下の失敗の数々は、成長の可能性を秘めていた。

お疲れさまです。

こんにちは。ありがとうございます。いきなりですが、「失敗」しますよね。自分の失敗もふくめ、部下の失敗をよく見てきました。「失敗=ダメなこと」でしょうか?意味を調べると、(方法がまずかったり情勢が悪かったりで、目的が達せられないこと。)です。


方法がまずくて、情勢が悪ければ、目的が達成できない。これは、ごくごく自然なことなので、ダメなことではないです。ダメの意味を調べると、(効果がないこと。)でした。やはり、失敗はダメではないですね。失敗しても、効果はあります。効果の意味も調べると、(よい結果。望ましい結果。ききめ。)ちょっと、並べてみます。



・失敗=方法がまずかったり情勢が悪かったりで、目的が達せられないこと

・駄目=効果がないこと

・効果=よい結果・望ましい結果・ききめ



「失敗とは、目的が達成できなかったけれど、効果がなかったわけじゃない。」と、こんなへ理屈ができあがります。ようは、失敗しても何らかの効果はあるはずです。その効果が、すぐに目に見えづらいから、失敗を悲観するのではないでしょうか?なんだか、ややこしいですか・・・?


ここから、本題です。


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組織の中で、たくさんの部下を見てきて、それはそれなりに「成功も失敗も」しています。組織の中での成功とは、「売上」「ポジション」「キャリア」それらが、一般的な目安、考え方で高い位置になること。もちろん、成功の考え方は、かなりたくさんあるので、とりあえずです。


では、成功をたくさん手に入れてきた部下だけが、自信をもって心地よい仕事をしているのか?ではないように感じていました。それが、わかる場面に出くわすことが多々ありました。実は、「成功をたくさん手に入れてきた部下」は、少ないです。「失敗だらけ・・・」の部下の方が多いので、絶対数「失敗の場面」と出会うことの方が多いです。よって、ここから、ブライダル衣裳店においての、失敗の数々を書き連ねてみます。※尚、この内容をみて、そんなことになるんですか・・・?と、不安に思わないでください。



・よくモノにぶつかります

・時々、衣裳を持ったまま転びます

・転んだ際に、衣裳を破損します

・なんど練習しても、和装の着付けがキレイにできません

・日本語なのに、手紙の文字をまちがえます

・衣裳の予約を、ブッキングしてしまいます

・来店予約を、ブッキングしてしまいます

・または、来店予約を入れ忘れます

・諸々の、発注を入れ忘れます

・出勤日をまちがえます。。。 etc


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書きだしてみたら、意外と少ないことに気づきました。それに、この結果を引き起こしていた犯人は、わたしだと思います。これらの失敗は、どの部下も、担当になった自分のお客さまに対して、「たくさんのことをしてあげたい」この気持ちの表れですから。失敗をすると怒鳴り上げていましたが、日常の業務を、バタバタと忙しくさせていたことに反省です。いまさらですが。


さて、これらの失敗による効果はあります。まずは、同じ失敗をすることが減ります。失敗の反省と怖さから、「0」になる失敗が8割はあります。あとの2割は、徐々に減ります。そして、時間をかけて成長してくれます。人は、失敗しながら、成長の可能性を、自ら高めていくのだと存じます。失敗は、成長の糧であることをともに学びました。ありがとう。


こんな愛しき部下たちも、組織を辞めることがあります。辞めるではなく、勝手に「卒業」と称していました。卒業に際し、卒業証書授与式を行っていました。そのことを書いた「note」があります。




結び。


これらの失敗は、どれもこれも再発を防ぐことができることばかりです。もちろん、一生に一度の婚礼に携わる仕事なので、あってはならないことではありますが、仕方なく起きるヒューマンリスクのひとつでもあります。それらが、二度と起きないようにするには、婚礼の意義を再認識すること。儀式にかかわる大きな意味を話しあいます。プラス、仕組みを変えれば失敗はすこしずつへります。

最後に、嬉しかったことを一つ足します。わたくしが組織を離れた後、順番にリーダーとして活躍してくれたようです。たくさんの失敗をしても、リーダーになれます。たくさんの失敗をしたからこそ人格が形成されて、リーダーとしての質が備わってきたのだと存じます。んっ?わたくしの失敗は、数えきれないほどあります。(笑)


では、では。

明日も、会いましょう!

出会ってくださり、ありがとうございます。サポートは、少し先で叶えたいことがあるので、そのために使います。目の前のことに、気持ちを込めて向き合って参ります。by takako