【セミナー】改訂内部統制基準におけるIT統制評価 ~システム管理基準追補版改訂案の活用~
日時
2024年12月11日(水) 13:00~17:00
講師
法政大学経営大学院 イノベーション・マネジメント研究科教授 公認会計士・システム監査技術者 石島隆 氏
1980年、中央大学商学部卒業。83年、公認会計士登録。監査法人サンワ東京丸の内事務所(現有限責任監査法人トーマツ)、㈱オービックビジネスコンサルタントを経てセンチュリー監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入所。98年、代表社員。2003年、大阪成蹊大学現代経営情報学部(現経営学部)助教授。この間、 日本公認会計士協会情報システム委員会(現IT委員会)委員、経済産業省・企業のIT統制に関する研究会委員等を歴任。07年より現職。03年より三栄源エフ・エフ・アイ㈱社外監査役、10年よりアルテ監査法人パートナー、12年より金融庁契約監視委員会委員、日本金融監査協会事務局長、17年より巣鴨信用金庫非常勤理事、19年よりシステム監査学会会長、㈱未来樹脂社外取締役等を兼務。著書に『情報システムの内部統制』中央経済社、『ITのリスク・統制・監査』(共著)同文館出版、『情報システム監査』(共著)学陽書房、『情報品質の研究』(共著)中央経済社他。各種団体等での講演、セミナー実績多数。
開催にあたって
昨年4月7日、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準(内部統制基準)」並びに「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(内部統制実施基準)」の改訂が公表されました。一方、4月26日、経済産業省公表の「システム監査基準」及び「システム管理基準」が改訂され、8月10日、日本システム監査人協会より「システム監査基準ガイドライン」及び「システム管理基準ガイドライン」が公表されました。
さらに、これらの改訂を踏まえて、本年9月20日、「システム管理基準追補版(財務報告に係るIT統制ガイダンス)改訂案」が公表されました。 そこで、本セミナーでは、これらの改訂を踏まえて、特に「システム管理基準追補版改訂案」における改訂点を中心に解説するとともに、上場企業の財務情報の開示にも大きな影響を与えているサイバーセキュリティ・インシデントとその対策についても重点的に取り上げます。
また、セミナーの中で、IT統制における課題と追補版の改訂点について、実務的なテーマを設定して、参加者の方々とのディスカッションを行う予定です。是非この機会に関係各位の積極的ご参加をおすすめいたします。
対象
内部監査部門、監査役(監査役室)、情報システム部門、総務・法務部門他のスタッフ、マネジャーの方々
プログラム
1.内部統制基準・実施基準及びシステム管理基準追補版の改訂点
(1) 内部統制基準・実施基準の改訂点
(2) システム管理基準追補版(以下「追補版」という)の改訂点
2.ITに係る内部統制の位置づけと体系
(1) 内部統制評価におけるITに係る内部統制の位置づけ
(2) ITに係る内部統制の目的と体系
3.IT全社的統制の整備・運用とその評価
(1) IT全社的統制の範囲と評価項目
(2) 「システム管理基準」におけるITガバナンス・ITマネジメントとIT全社的統制
(3) サイバーセキュリティに関するIT全社的統制
(4) IT全社的統制における課題と追補版の改訂点(ディスカッションを含む)
4.IT全般統制の整備・運用とその評価
(1) IT全般統制の範囲と評価項目
(2) 「システム管理基準」におけるITマネジメントとIT全般統制
(3) サイバーセキュリティ対策とIT全般統制
(4) IT全般統制における課題と追補版の改訂点(ディスカッションを含む)
5.IT業務処理統制の整備・運用とその評価
(1) IT業務処理統制の範囲と評価項目
(2) 各種の業務プロセスと自動化された内部統制
(3) IT業務処理統制における課題と追補版の改訂点(ディスカッションを含む)
6.重点的に取り組むべき課題のまとめ
≪質疑応答≫
受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
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