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ポルトガルの旅記録

ポルトガル第二の都市、ポルトに行ってきた。

ポルトガルの装飾タイルアズレージョや世界一美しい本屋さんと呼ばれるレロ書店、ピカール寺院から見る夕焼などはまさに絶景で、またひとつ大好きな場所が増えた。

私にとって旅行とは異文化に触れること。
ポルトガルはいい意味で凝り固まったイメージがなく、何もかもが新鮮で新しかった。
どんなものを食べるのか、どんな言語でどんな人たちが暮らすのか、知らなかったことが少しずつ分かってくる。

ああ、私こんな旅が好きだったなと改めて感じさせられた。

三日間いろいろあったけど、旅行二日目の日曜日、ポルトから電車で1時間のところにあるアベイロという街にいった。
ポルトガルは鉄道などの交通手段も不自由は感じさせなかった。ただ定刻に出発しなかったりいきなりホームが変わるなどのことはあったけれど。なにやらマイペースなポルト時間というのが流れているらしい。

アベイロは海が近く、港町として知られる。特にコスタノバという地域にはその昔漁師たちのために目印で建てられたカラフルな家々が立ち並ぶ。
家を目印として帰ってくるなんて、古典的だけどなんてロマンチックなんだろうと思った。
昔の漁師さんたちはカラフルな目印を見つけて、きっとさぞ安心したんだろうなあ。
明るい赤、青、黄の家はわたしの記憶にも強く残った。

近くに市場があり、市場直送の食材で調理するレストラン「Restaurante De Pexie」がある。
メニューは全てポルトガル語で英語もない。わからないなりに一生懸命食べたいものを伝えながら写真を見せたり、店員さんが身振り手振りで教えてくれたりそんな風にして頼むのは久しぶりで楽しかった。
唯一知っていたポルトガル名物、タラの干物”バカリャウ”だけは伝えて、あとはお任せした。

シンプルにグリルしてできたあつあつの魚は身がふわふわで上品で最高に美味しかった。

ポルトガルで食べて美味しかったものは他にもある。
ポルトガルファストフードの豚肉のサンドイッチ、ビファーナや発祥のエッグタルト、タコのグリル、ポートワインとチーズなど。
イワシの炭火焼きは食べきれなかったから、また今度食べに行きたい。

好きな場所が増えるのはとても嬉しい。自分とその国の距離が、ぐっと縮まった気がするから。

「ボルトでしたい10のこと」をこちらでもまとめたのでよろしければみてください。





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