データの質
先日、Pepper PARLORというペッパーくんがおもてなしをしてくれるカフェの紹介がTVであった。
そこで、リポーターがペッパーくんに「おいでやす小田さんを知っていますか?」と聞くと、麒麟のひとりで・・と少しずれたオモシロ説明をしていた。
小田さんはラビットに出まくりなので、川島さんと同じグループと思われたのかもしれない。
AIというのは、データの質によって回答の精度が変わるんだなと思いつつ、それは人間でも同じかもしれないなとふと思う。
間違った情報を入れると、間違った回答を出す。
ただ、そもそも何が間違っているのかということを理解する必要もある。
データをインプットすることも必要だが、その情報が正しいのか、誤っているのかということを疑う力というのも同時に必要なのかもしれない。
グーグルは親切なことに、自分に興味があるニュースを優先的に教えてくれる。
私なら、阪神やプロレス、ロックの話題が多い。
今の時期、阪神のキャンプ情報がよく目につくのだが、それだけ見ていると、もう優勝間違いなしの気分になる。
しかし、私は毎年騙されてきたことも過去の実績から知っている。
どんなにキャンプで良くてもシーズンは違うのだ。
昨年は優勝できたが、暗黒時代でもキャンプの時は優勝できそうと思ったものだ。
だからどんなに選手たちがいいキャンプを送れていたとしても話半分に受け止める。
巨人の情報は全く知らないが、報知新聞ではきっと巨人もいいキャンプが送れている話題で持ちきりのことだろう。
少し話を戻すと、グーグルは興味関心のあるニュースを優先的に見せてくれているということは、果たして私にとっていいことなんだろうかと思う。
自分にとって都合のいい情報ばかりだと、疑う力が劣化してしまうのではないかとふと心配になってしまう。
データの質を高めるには、意見が異なることがあれば、疑いの目をもって、両方の意見をまずは頭に入れてみるということが大切なような気がした。
ペッパーくんはまだ成長の過程かもしれないが、成長率は高そうである。
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