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魔女への道

魔女への憧れ

一緒に住んでいたおばあちゃんは、すごく魔女に憧れてた。リビングには本当に空を飛べそうなホウキを飾ってたり、ドイツ製っぽい怖い魔女の人形も多分5体は飾られてた。おばあちゃんもビジュアルを魔女に寄せていたし、なりきっていた。おばあちゃんは特に魔法を使うわけでもなく死んでいったけど、私も歳を重ねるごとになにかの血が騒いでいるのを感じていた。

↓おばあちゃんが好きなので昔つくってプレゼントしたステンドグラス

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リアル魔女たちに出会う

結婚して山陰で生活をはじめると、リアル魔女みたいな人数出会った。1人は指をメリーポピンズみたいにパチンと鳴らすと痛みをとってくれる人。
寝違えて首が廻らず、頭痛がし、あまりの痛みでゲロゲロしているのにそのパチンで治った。(そのパチンを境に、あれ、あれなおった?ってだんだん治っていった)

他にも、様々な野草の知識が豊富でいろんな薬草の知識を教えてくれる人やオーリングのようなことで診断し薬を処方してくれる人もいた。

みんな、ひっそりと大山の麓にいる。(大山霊験が呼び寄せてると思う!)
実は、お姑さんはこの魔女たちのおかげで数々の病を完治してきている。
血液の難病指定の病気や高血圧。あと胆石もみごとになくなった。
リアルな魔法治療をみてきて私の憧れは加速してゆく。
(魔女というか、自然療法といったほうがいいかもしれないけど。)

私の食材庫もなかなかの魔女っぽい感じになってきたので紹介したい。

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左から、玄米粉。

これ、今もう1人いきてるおばあちゃん92歳がスープにして飲み出したら医者がなにかされましたか?って驚くほど血圧の数値がよくなってたらしい。

あとは、右のムカデのエキスは、ほんとにムカデをお酒につけたもの。痒みとかにきく。

ムカデがでたら、逃げるんじゃなくて捕まえないともったいないと教わったけど怖いから絶対無理!

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これは、とってもお世話になっている。先日も歯周病の痛いところにつけるとすぐ治った!

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これも我が家にはなくてはならない秘薬。梅をすり下ろして煮詰めたもの。作るがとても大変だけどこれを飲んでいる娘たちは、幼稚園に入ってから2年連続皆勤賞や奨励賞をとっている。

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これは、ザクロの焼酎漬け。これはなんの薬効か忘れたけど、だいたい飲み過ぎてるのにベロベロでもう飲んだらあかんって時に飲む。薬酒やから、よかろうって正当化してのめるのがいいのです。多分婦人科系の薬効があったはず。

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クロモジ。これはお茶にしてのんでるけど、とても美味しいのです!殺菌効果とかあるみたいで、お抹茶のお菓子刺すやつもこれでつくってるそう。そりゃ身体によいはず!

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これは、今飲んでいるお茶。いまは桑の葉、柿の葉、ドクダミ、よもぎ、スギナをブレンドしている。

散歩の途中につんで、あらって、干して、売られてる番茶をメインにあとはこしょこしょこれらをいれて煮出して飲んでいる。入れすぎると飲みにくくなるものもあるけど、少しずつなら、優しい味なんですー。

いつかホウキで空をとぶぜ

山陰はこんな風に自然がたくさん身近にあって魔女になれる環境が整ってる。(都会でザクロの木を始め、野草なんてみかけなかった。見てもワンコロのおしっこ100%)

死んだおばあちゃんがなりたかった魔女。その意思を引き継ぎ、私も修行を続けていきたい。