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GIFT参戦記

 羽生くんのGIFTを受け取りに東京ドームへ行ってきました。確かにこの目で観たし耳で聴いたはずなのに、記憶に膜がかかった感じ。いつものやつですね。浦島太郎になるやつ。おさらい用にディレイビューイングのチケット取って良かった。でも、東京ドームのA席(2階スタンド)と映画館のスクリーンでは観えるものは違うはずだから、今の感想をnoteに残したいと思う。

 開場15時、開演17時なのにドームに着いたの16時半頃(^^; まずは会場受取を予約していたGIFT新聞を受け取り、次いで物販でバスタオルを購入。時間ギリなので空いててスムーズでした。強風に新聞を飛ばされそーになり、シワにしてしまったのは反省点。
 30ゲートから入場予定だったのに、何故か封鎖されてて21ゲートを案内されました。21って1階スタンド席用の入口なのね。軽く迷子になりました。お席に着いたの16時50分だったよ(^^;
 運営さんから防寒対策するよう再三ツイートされたので、背中と腰に貼るカイロ、足裏にも靴用カイロ、更に白金カイロをボアブル胸ポケットに入れて対策したけど、全然寒くなかった。これは2階のA席だから?リンクに近いSS席は寒かったのかな?
 私の席はリンクのロングサイトから観る感じ。プロローグの時は視線がリンクに平行な感じだったけど、GIFTは上から見おろす感じ。プロジェクションマッピングもリンクをどう滑っているのかもよく観る事ができた。
 プロローグ横浜公演では「いつか終わる夢」を間近で観たけど、今回はプロジェクションマッピングの演出と共に俯瞰で堪能できた。やはり観る場所によって別物。プロローグでもGIFTでもこのプロをやるって事は、羽生くんの物語を表現するのに欠かせないプロなのね。
 場所によって観えるものは違うけど、リンクをゆっくり進んで行くスパイラルは遠くから観ても素晴らしかった。いや、スパイラルを俯瞰で観る事でより素晴らしく感じた。プロローグの映像でも観てるけど、リアルタイムで観るのは刺さり方が違うのだ。フラットのエッジで真っ直ぐ揺らぎなくスピードをコントロールして、右足と左足で同じように滑るって凄いんだよ(伝われ)。
 A席は見晴らし良好だけど、やはりリンクから遠い。スケーティングを堪能するならライビューの方が良いと思う。ドーム内にも巨大モニターは用意されてたけど、やはりリアルを観たい。でも細かい所を確認するためにモニターも観る。その繰り返しでした。
 それでも、現地参戦じゃなきゃあの演出は堪能できない。やはり体感型。シンクロライトも含め会場全体が1つの演出空間でした。特にシンクロライトが一斉に光ると会場が満点の星空みたいになるの。羽生くんの目に映る星の1つになれたなら嬉しいです。
 1番印象に残ったのはロンカプ。これ競技用プロをそのままやったよね。めちゃくちゃ緊張した。だって、全世界に配信されてるんだよ。それをショーの途中(冒頭じゃない!)でやるんだよ。普通じゃない(もちろん褒めてる)。
 私の中で盛り上がったのはAdoさんの「阿修羅ちゃん」と「Let Me Entertain You」。演出含め本当にライブって感じで、めちゃくちゃカッコ良くて楽しかった。羽生くんの会場を巻き込む力って凄いよ…語彙力(^^;

 すみません、ここからちょっとキツめな事を言ってるかもです。そーゆうの苦手な方はブラウザバックお願いします。
 今回、ICE STORYとあるように言葉での表現が多かった。スケーティングを堪能するアイスショーとはやはり別物。物語が主体って告知の段階から言われていたし、それは承知してる。でも、ドームという会場で物語を語ってどこまで観客に伝わるかって考えると評価は分かれるかも。羽生くんの背景を熟知してる人なら抽象的な言葉も刺さるかもしれない。けど、一般人には伝わりにくい気がした。ましてや日本語の分からない人にこの語る演出はどう映るのかな?連れは一応連盟所属の選手で(←有名選手ではない)羽生くんファンとゆーわけじゃない。スケートを観るために来てるから最初の語りの印象を「何を見せられてるのかと思った」と語ってた。スケート観るつもりで来てる人にはそーなるよなと納得。
 羽生くんはエンタメの世界で戦うのだからスケート以外の表現に挑戦するのもアリだと思う。それは強火なファン(私のこと)には刺さるけど、一般人にはあくまでもフィギュアスケーター羽生結弦で、スケートを期待してるんだよね。スケートじゃないモノをどこまで混ぜるのか?エンタメの世界に「これが正解」は無いから難しいよね。それでも私は羽生くんの挑戦を応援したい。これからも羽生くんのスケートを観たいから。またいろんな挑戦をしてください。楽しみにしてます。
 それじゃーディレイビューイング行ってきます!


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