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✨✨✨シヴァの山、アルナーチャラ



アルナーチャラには無数の洞窟がある。


その一つにヴィルパークシャ ケーヴがある。


私が初めてそこに行った時、『始めは5分と座ってられないよ』と言われたことをよく覚えている。


岩がサンスクリットのオームの形が特徴のケーヴで、中は10人も座ったらいっぱいだろう。


中心には高台がありそこにシヴァリンガムの形の小山があった。


初めて入って瞑想した時は、中でストーブでも焚いているかのような物凄い暑さに滝を浴びたように汗が流れ、ただクラクラしてしょうがなかった。


この洞窟には、ヴィルパークシャ デーヴァという悟ったサッドグルが弟子たちと住み、入滅の時、その肉体は一瞬で灰と化し、グルの形の灰だけが残ったそうな。


それをラマナマハリシがそのケーヴで瞑想して過ごした時代に今のような高台を作りシヴァリンガムの形にして祀ったのだ。


このケーヴは、灰という形でグル、ヴィルパークシャが臨在し、そしてラマナマハリシが瞑想したケーヴだったのだ。


外界よりももの凄く高い波動に満ちていたから、少しずつ慣れるようにと言う意味なのだろう。


また、アルナーチャラはいろいろな動物が住んでいるが、このケーヴで何回チャッパル(インドのサンダル)を猿たちに持っていかれた事か。

私は、サルたちに結構馬鹿にされていた!


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