見出し画像

電動ガン カスタム記 001

これは完全に私の備忘録になります。
これまでカスタムをしてきて、たまたま発見した良さげな組み合わせをまとめて行こうと思います。

今回のセッティング内容はハイレスポンス・高耐久・オールレンジを目指しています。

まずはじめに、カスタムをする際に気を付けている事があります。

●安全第一

●弾速計でどんなコンディションでも、HOPのmin-max両方で0.93J未満になる事を確認出来なければならない

●品切れになりにくいパーツのみ使用する

●必ず5回以上はフィールドテストをする

●必ずハードな使い方をする

ハードな使い方とは

●セミオートで5点バーストを連続して撃つ

●30分耐久戦で300〜600発連続で使用する

●泥や斜面、バリケードの多いフィールドで、近接、遠距離両方で使用する

●上3つを5回以上は行う(サバゲー1日中使用を5回行う)

フィールドで何をチェックしているのか

●45mまでの弾道性能

●セミオートの追従性

●フルオートでも給弾するか

●バッテリー1本でどの程度持つのか

●季節・気温によって初速がどれだけ変わるのか

これで故障がなければ合格としています。


セッティング内容

●13:1ギア、セクター引き終わり3枚カット
●ピストン前側3枚カット
●フルシリンダー
●等ピッチスプリング
●インナーバレル長6.08mm/230mm
●ニトリルフラット50〜60度パッキン
●イフリートモーター/SHSハイトルクモーター
●0.75sq、MOSFET、Tコネクタ配線

調達するパーツ等は後述しますが、このセッティングにするとセミ、フルオートのレスポンスが上がり、45m以上は安定して飛んでくれます。BB弾も0.2〜0.28gまで幅広く使用できるので、0.25を使っておけばおおかたどのフィールドで戦えると思います。

また、東京マルイのAKβスペツナズ、MP5(クルツ以外)、P90のように、構造的にインナーバレル長を230mmから変えられないモデルに有効です。

●13:1ギア、セクター引き終わり3枚カット



私はこのSuper Shooterのギアを好んで使用しています。精度が高いのもそうですが、セクターギアに大きなベアリングがついており、タペットプレートの後退を助けてくれる所が決め手です。給弾不良しにくいです。

セクターカットの際は、必ず引き終わりをカットした方が良いです。
この中華系ギアは引き始めをカットしてしまうと、タイミングがズレて発射中にタペットプレートが後退を始めてしまいます。すると気密が漏れて初速が下がります。

東京マルイのメカボックスに組み込む際は、セクターギアのベアリングがタペットプレートが前後するレール部分に当たってしまうため、メカボックスの一部を削る必要があります。

削りはリューターがあるとやりやすいです。リューターの紹介をしているとキリがないので割愛しますが、削るのめんどいという場合は多少値が張りますが、ライラクスの13:1ギアがオススメです。これは東京マルイのメカボックスに組み込む前提で設計されているので、ポン付け可能です

また、今回のセッティングであれば、軸受けはよほど精度が悪くない限り、樹脂製でもベアリング付きでも何でも大丈夫でした。(フィールドテストの結果)


●ピストン前側3枚カット

ピストンは、ボディーがポリカーボネート、歯はメタルのタイプ一択です。歯の数は13.5枚か、14枚のタイプがオススメです。

3枚カットする理由は、セクターギアの歯の枚数と合わせるためです。これをやらないと、13:1だとピストン前進中にセクターギアが戻ってきてしまい衝突します。

また、ピストンヘッドとシリンダーヘッドは樹脂製が1番いいです。
カスタムパーツでアルミ製がありますが、メカボックスの寿命があからさまに半減します。

シリンダーヘッドはこれを好んで使用しています。

お手持ちのメカボが嵌まらないとか、ノズルが刺さらないといったこともあると思いますので、そんな時はシリンダーヘッドにハネナイトを耐衝撃用の接着剤で貼り付けると良いでしょう。


●フルシリンダー

加速シリンダーを使うと初速が上がり過ぎてしまう場合があるのと、シリンダーヘッドが受ける衝撃が強くなってしまい寿命が縮みます。

調達は、DMTのシリンダーが安くてオススメですが、AMAZON等で簡単に入手できるのがライラクス製です。Aがフルシリンダーです。


●等ピッチスプリング

安くて入手性が高く、レートがわかりやすいのがZCのスプリングです。

このセッティングでは、M100等ピッチスプリングが初速もオールシーズン規制値に収まるのでオススメです。

インナーバレルを内径6.08mm/210mm〜215mmであればM110もオススメです。サイクルやレスポンスはそのまま、飛距離が伸びます。


●インナーバレル長6.08mm/230mm

これは東京マルイAKβスペツナズ、MP5(クルツ以外)、P90に入っている物になります。ヤフオクで東京マルイの電動ガンインナーバレルを調達して、230mmにカットするのが安いです。カットする設備が無い場合は、こちらもオススメです。


●ニトリルフラット50〜60度パッキン

これはAMAZONでいつでも入手できます


●イフリートモーター/SHSハイトルクモーター

SHSハイトルクモーター

こちらは、ロング、ショート2種類が販売されています。11.1Vにも対応しているので、更にカスタムしたい場合でも伸び代があります。

(東京マルイ製EG1000モーターと比較して)
●セミオートのレスポンスが上がる
●フルオートのサイクルは上がらない
●11.1Vで使用すると更にセミオートのレスポンスが上がる
●11.1Vで使用するとフルオートのサイクルが上がる
●若干燃費が悪い
●慣らしを行った方が通電効率が上がる

G&G イフリートモーター

こちらは、SHSハイトルクの上位互換のようなモーターです。ロング、ショート2種類が販売されています。11.1Vにも対応しているので、更にカスタムしたい場合でも伸び代があります。

(東京マルイ製EG1000モーター、SHSハイトルクと比較して)
●セミオートのレスポンスが上がる
●フルオートのサイクルが上がる
●11.1Vで使用すると更にセミオートのレスポンスが上がる
●11.1Vで使用するとフルオートのサイクルが上がる


●0.75sq、MOSFET、Tコネクタ配線

ハードな使い方をすると、タミヤコネクターが溶けることがあります。また、スイッチも溶けてしまいます。そうならないためにも、この作業は必要です。

電線を太くする

16AWG 1.25sqのコードに変更します。ただし、お手持ちの電動ガンの構造上、太い電線が入らない場合があります。また、MOSFETが入るスペースがない、信号線を通すスペースがない場合もあります。施工する前に一度お手持ちの電動ガンに16AWGのコード、またはそれプラス信号線が通せるのかを確認した方が良いです。

MOSFET配線にする

MOSFET配線用の信号線

25A平型ヒューズ

ヒューズコネクター 平型端子

平型端子の圧着工具

Tコネクタ

熱収縮チューブ

太さはお好みで

バッテリー

ざっくりですが、〇〇mAhの数値は大きければ大きいほど良いです。〇〇Cという数値は40C以上であれば十分だと思います。お手持ちの電動ガンに入るかどうかをまず確認しましょう。


これは完全に私の備忘録です。何か科学的なエビデンスがあるわけではなく、たくさん弄っていたら偶然見つけた物になります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?