「悔しい」ということ
※この記事はbellさん主催のマガジン【皆と一緒に!】bell達と作り上げる共同マガジン!への提供記事です。
執筆が遅れて投稿が延期になってしまいました。皆さんこんにちは。noterのとあるRです。
先日行われた第36期竜王戦は藤井聡太竜王(21)に伊藤匠七段(21)が挑戦し、藤井聡太竜王が4勝0敗で防衛しました。
藤井竜王といえば子供時代に、将棋大会決勝で負けたことが悔しくてインタビューに答えられないくらい号泣していた動画を見たことがある方もいるでしょう。泣かせた犯人(犯人っていうな)であるこの時の相手はほかならぬ伊藤七段だったのです。当時から二人は東海のライバルだったようです。しかも将棋は伊藤少年の逆転勝ち。藤井少年は相当悔しかったでしょう。インタビューで号泣してしまったのは有名です。
かく言う僕も泣かせたことがあります。
よく通っていた道場で、当時小学1年生の子と対局しました。
この道場の対局は2勝した方が勝ちになる3番勝負でした。
(ここからは僕の記憶が正しければです。)
第1局で僕は敗れました。第2局僕はなんとか勝利し最終局に持ち込みました。
そして、第3局もなんとか勝利し、挨拶を終えた瞬間、相手の子は号泣し始めました。僕は何が起こったのかわかりませんでした。
スタッフの方曰く、前は結構泣いていたが、最近は泣かなくなったそうです。この後かなり長い間泣いていましたが、彼が泣いているのを見て、僕は彼が強くなるなと確信しました。
実際その子は次にいったときには4ランクぐらい上がっていたと思います。
「悔しい」という思いを必ずもつ必要はありませんが、「悔しい」という気持ちが人を強くさせるのではと思った次第です。
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