全ての土台となりうる、睡眠について#3

こんにちは。こんばんは(の方はいないと信じたいですが、一応言っておきます。)

今回は、正しい寝返りについてです。

いきなりですが結論、スクワットで足の筋肉を鍛え、寝返りをきちんと打てるようにしましょう。

で、終わりでも良いとも思ったのですが、そういうわけには参りません。(どれだけ筋力をつけても、睡眠時の筋弛緩は避けられないためです。)そこで今回は、うつ伏せ、仰向け、横向き、それぞれのメリット・デメリットなどに触れつつ、きちんとした寝返りとはそもそも何ぞや?といったことについて解説していこうと思います。

まずは、うつ伏せのメリットから。こちらは、気道の確保がしやすく、いびき防止や呼吸改善に効果的ということが言えます。なぜかというと、舌が下に落ちたとき(舌根沈下)、気道をふさいでしまうといった心配がないからです。

次にデメリット。枕カバーに常に口と鼻が押し付けられるため、汚物やダニなどを吸い込んでしまうというものがあります。このシリーズの最初の投稿でも触れたのですが、やはり、枕カバーと枕を変えましょう。

と、それだけで済めばよいのですが、そういうわけにもいきません。首の捻じれ、反り腰といった、姿勢の問題が今度は立ちふさがります。ただ、これは、後ほど言及する、横向きの場合にも言えることです。(反り腰はうつ伏せ特有ですが)

さらには、(なんと、まだあります。)今度は、美容面に対する多大な悪影響です。枕に強く押し付けられることは、いとも簡単に たるみやくすみなどを引き起こします。これは由々しき事態です。やはり、うつ伏せで寝ることは最悪の選択なのでしょうか?いえ、そうとも言い切れないのが厄介な所なのです。。。

次は、先ほども幾度か触れた横向き。こちらはデメリットから。先ほど言及したもののほかに、巻き肩、その上、片側に体重が集中することによる、うつ伏せ以上のたるみくすみ、腕などの圧迫による寝返り自体の打ちにくさといったものがあります。こちらも問題山積ですね、、、

ただ、メリットとして、内臓への負担が少ないことがあげられます。右が下なら心臓などへの負担が、左なら、胃酸の逆流などが抑えられるとのこと。ただ、彼方立てれば此方が立たぬといった状況になりかねません。まさに諸刃の剣。う〜ん、考えものです。

最後に、実はこちらが最悪の選択なのかも、、自然界では決してありえない仰向け。当然ながら、舌で気道が、枕などで首の血管が、それぞれ圧迫されることになります。まあ、それも無理はありません、動物にとって腹はいわずと知れた大弱点。わざわざ、晒して眠るメリットなどあろうはずがないからです。要するに、自分に不利な進化など遂げるわけもない。と、そういうことです。

ではどうすべきなのでしょうか?立って寝ろとでもいうのでしょうか?いいえ、そんなわけはありませんね。全ては、正しい寝返りを打つこと。そこに集約されるのです。

最初の投稿でも触れたのですが、掛け布団の重さは、意外にも大きな影響を及ぼします。さきほど冒頭でもちらっと触れたとおり、筋弛緩というものが起こるためです。(そうでなくては、体が勝手に動き出し、夢の内容を現実にしてしまいかねません。)そこが今回のジレンマ。こうなると、摩擦係数の大きさなどといった一見些細なことも問題になりえます。小さなことの積み重ねで、大きな問題へと発展してしまうのです。少しでも軽い布団、摩擦の少ないパジャマなどに変えましょう。もちろん、筋肉を鍛えることも決してお忘れなきよう。

結論の結論。やはり、睡眠に近道はありません。筋トレ同様、地道に積み重ねていきましょう。

今回はこれにておしまいです。ありがとうございました。またご覧いただけたら幸いです。それでは、皆様方の最高の睡眠を願って、ゆっくりおやすみ下さい。


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