自分が納得できる人生の物語を、自ら描けるように【自己紹介】
こんにちは、ポジウィルでトレーナーを務めている飯田です。
このnoteでは、私のこれまでのキャリアとトレーナーとしての想いをお話ししたく思います。
略歴
「人の可能性を広げること」を軸にキャリアを歩んできました。大学卒業後、まず中学受験塾の講師を務めます。その後、人の自己実現を支援をしたく創業期の人材ベンチャーに第1号社員として入社。新卒採用事業の立ち上げを担い、大学生のキャリア支援を行います。
次に人を活かす組織作りを追求したく、人事をメインのプレイング領域として、複数のIT企業でコーポレート部門の責任者を務めてきました。現在は「人の可能性を広げること」に正面から取り組むため、ポジウィルにてトレーナーを務めています。
自分の原点となった海外放浪
私の人生で大きな転機があったのは大学時代でした。一度大学に入ったものの、何かレールに乗ったような人生だと居心地の悪さを覚えていました。様々な人間関係面での行き詰まりも重なり、当時の自分には世界が灰色に見える日々でした(今にして思うと、「世の中くだらない」とうそぶいて自分で努力していなかっただけなのですが)。
そこで、肩書きとかそういったものを全部脱ぎ捨てて、自分の身一つで世界と向き合ってみたいと考え、大学を中退しバックパッカーとして旅に出ます。
インドを中心に海外を放浪し、本当に色々な経験をしました。元々斜に構えていた自分ですが、最終的に「世界って美しいんだな」という想いに行きつきます。人々が様々な場所でそれぞれのやり方で懸命に生きていく姿の美しさ、その肯定的な感情が、自分が人を信じ前向きに世界と関わっていくための原点となりました。
人が成長していく瞬間に立ち会う喜び
旅をする中で色々な問題意識を覚えましたが、その中で「教育」の問題は強く印象に残りました。例えば教育機会が得られず文字の読み書きができない子供は、将来の可能性も狭まってしまうといったことです。
そういった問題意識を追求していける人材になるため、日本に帰国し大学に入り直しました。二度目の大学時代、アルバイトで塾の講師と大人向け囲碁教室のインストラクターを務める中で、教育のやりがいを実感します。子供でも大人でも「わかった!」と目を輝かせる瞬間って本当にいいなと。生徒さんが頑張って自分の可能性を広げていく姿から、私自身が勇気とやりがいをもらっていました。
人の可能性を広げる「環境」への関心
「教育」や「人の自己実現」に関わりたく、大学卒業後、最初は中学受験塾で講師を務め、その後人材ベンチャーに第1号社員として入社します。そこで人の成長は「個人の特性」と「環境」の掛け合わせだと様々な場面で実感し、「環境」への関心が芽生えていきました。
例えば、塾において子供の成績を上げるために、先生として良い授業を追求するのは当然ですが、それだけでなく家庭での過ごし方(環境)も良い方向に持っていく必要があると実感しました。また私自身が講師として様々な教室に赴き授業をするのですが、教室によって風土は異なり、私が自身がパフォーマンスを発揮しやすいと感じる環境もあればそうでない環境もありました。
人材ベンチャーにおいては、創業1~2年目の事業基盤がない状況の中、志を共にする仲間と全力で走り続ける経験は、私にとっては苦しくとも充実し大きな成長が得られる日々でした。ただその後の社員数が10~30人ぐらいのフェーズではいわゆる組織成長の壁にぶちあたり、離職率が高く多くの仲間が去っていき、事業成長も踊り場にさしかかるという困難な状況に苦しみました。
そこで、人や事業を成長させるにも「組織(環境)」が重要であると感じ、人を活かす組織作りを追求したく人事に転職します。
組織づくりに取り組んで思うこと
拡大期のITベンチャーで、人事職をメインのプレイング領域として、コーポレート部門の責任者となりました。採用基準や評価制度の策定、育成やカルチャー作りに取り組みながら、人事として様々な経験をしました。自分が採用した人が活躍し新たな可能性を切り開いていく姿を見るのは純粋にとても嬉しかったですが、逆に力を発揮できなかったりカルチャーになじめず不幸な別れ方をしたこともありました。
コーポレートの責任者という「会社側を代表する立場」で多くの社員と接してきた経験から改めて思うのは、会社には会社の存在理由(ミッションの実現や事業を通じた社会価値提供)があり、個人には個人の人生の目的があるということ。そんな中、個人の大事にしたいこと/実現したいことと、会社の特性や目指すべき未来をうまく結びつけられると、個人としても充実したキャリアを歩めるのだなと肌で感じました。
一方柔軟性も大事だと感じています。社会や会社の状況は変化していくものなので、個人としても自分の本質的な軸を自覚して、状況に応じて自分の軸と現実の結びつきをうまく更新していくことが大切だと実感しました。
ポジウィルのトレーナーとして
「人を活かす組織作り」はとてもやりがいがあるのですが、人事として社員と向き合う際は「会社や事業の成長」という要素を無視することはできず、人の成長支援という観点では一定の制約があります。改めて自分の原点である「人の可能性を広げること」に純粋に正面から向き合いたく、ポジウィルのトレーナーになりました。
自分の人生を記載したこの記事を見返すと、「人の可能性を広げることを軸に歩んでた」といかにも理路整然とそれっぽいことを書いているなぁと思うのですが、これはあくまで「今の自分」が描いた「自分のストーリー」だと思っています。
最初からこんなにはっきりとした想いを自覚していたわけではなく、都度都度悩み迷いながら生きてきました。ただ自分のキャリアを考える中で、自分の過去の出来事やその時の感情、その意味を繋ぎ合わせた時に、自分の軸となり自分が前向きに感じられる「自分の物語」を描くことができたと感じています。
今この記事を読んでくださっている方の中には、キャリアについて迷いや不安を感じている方もいると思います。そんな一人一人に寄り添いながら、自分でもまだ気付いていない自分の良さや大事にしていること、未来への想いを一緒に見つけていきたく思っています。そして皆さん自身が納得できる人生の物語を自ら描けるよう、伴走していきたいと考えています。お会いできるのを楽しみにしています!
最後に、キャリアにお悩みの方は無料体験でお話ししませんか。https://posiwill.jp/career/apply/?utm_medium=social&utm_source=note&utm_campaign=intro&utm_term=ryohei_i&utm_content=20240828
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