1型糖尿病のわたしの歴史・・・その3【腎機能が、、、】

大学4年の秋に眼底出血を起こし、初めて「糖尿病の合併症」の怖さを知りました。

今まで 近視ではあったものの、メガネのおかげで生活に支障はなかった日常生活。ところが、遠近両用メガネは、慣れるまでが大変で。

私は薬学部の学生だったので、眼底出血から約半年後に薬剤師国家試験を控えていたのです。
国家試験はすべてマークシート!
マークシートの枠は色が薄くて、メガネに慣れていない上に、小さな枠を丁寧に塗りつぶさなくてはいけない状況!ストレスに押し潰されそうでした。

無事に国家試験は合格。
その後、大学生活後のメンテナンス入院をしてから、調剤薬局でパート勤務を始めるのですが。。。

糖尿病で怖い合併症は失明。
10歳の時からそればかり聞いていたのに、メンテナンス入院で初めて「腎機能が落ちてきています」と言われた時のショック!
当時は 今のように ネット検索など出来ません。学生時代に勉強した生理学の知識をひねり出したり、職場の資料を見たり。

腎機能が低下しきってしまったら、人工透析になる日が来てしまう。

仕事を始めて2年ほど経った頃から、英会話に通いまくっていた私は、1人でイギリスやドイツに遊びにも行っていたこともあり、透析になったら 海外旅行が出来ない!と悲しみしかありませんでした。

だからこそ、処方された沈降炭酸カルシウム[粉]は、きちんと服用して何とか腎機能低下を抑え始めました。

次回、その4では
【低たんぱく食生活について】
書きたいと思います。

〜1型糖尿病の方へ〜
大学時代はほとんど入院しなかった私ですが、中学高校時代は、1年〜1年半に1度は高血糖で倒れ、緊急入院していました。

電車通学になり、自由に生活し過ぎたのです。
 そのツケが、糖尿病罹患後10年頃の 眼底出血であり、20年後の透析導入に繋がるのです。

今 きちんと 緩み過ぎない生活を送ることが、将来に小さな光をもたらしてくれる、、と思います。

#1型糖尿病
#眼底出血
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#腎機能

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