見出し画像

7.noteを始める勇気はnoteからもらいました

プルプル震える指で、初めて「公開する」をタップしたのは1か月と少し前。
ちょっとずつ慣れてはきたものの、やっぱり投稿する時は、どっと心拍数が上がります💧


noteを始めるご縁をいただいたのは、実は占いがきっかけでした。
親しみやすい語り口が大人気の某占い師さんの記事が読みたくてnoteに会員登録し、それから2~3か月は、ほぼその占い師さんの配信される記事だけをひたすら読んでいました。

ちょうど1年ほど前です。
noteを開くとおすすめ記事がずらりと並びますよね。たいていはスルーしてしまうのですが、なぜかその日はかなり下までチェックしていて、いつも読んでいるのとは別の方の、ある記事のタイトルがたまたま目にとまりました。
何の気なしにポチリ。

その記事を読み始めると、なんとも不思議なことが起こりました。
書かれている言葉が、まさに砂が水を吸うように、自分の中にぐんぐん入っていく感覚になったのです。
初めての経験でした。
(そのクリエイターさんのお名前と記事を、ここに勝手に紹介してよいのかどうかわからなくて、今回は控えます)

その方はマガジンだけでなく、無料記事の配信もずっと続けていらっしゃって、私が巡りあったのはその中のひとつでした。
幻想的でとても美しい最初の写真の他には目次もない、イラストもない。
穏やかに、日常の言葉(でも、とことん選び抜かれていると感じる)で、「あなたのこれからやるべきことは、魂の設計図の中にあります」と語りかける記事でした。

ここで念のためおことわりしておくと、私は霊感とか、スピリチュアルとか、そちらの方面には興味関心も適性もほとんどありません。
にもかかわらず、そのクリエイターさんの言葉は私の中に入り込んで、長年凝り固まっていた何かをぐいっと動かしてくださったようです。
それ以来、この歳になったらもうどうしようもないよねと思い込んでいた、ものごとのとらえ方や対応の仕方のクセが、少しずつ少しずつ変わってきました。今も更新される記事を読み続けて、変化はゆるやかに続いています。

伝えていただいたことのひとつは、ほんのちょっとでもいいから、他人ではなく自分の喜ぶことを、勇気を出してやってみる、簡単に諦めないで続けていく、というものでした。
その延長線上で、こうして今、ぽつりぽつりと記事を書かせてもらっています。

書いたものを公開できるのは、私にとって本当に有難いことです。
やはりどこかで誰かの目にふれるかもと思うと、吐き出したいことを書きなぐるようなわけにはいかないから、思いをととのえて言葉を探して、盛ってないかな? 誤魔化してないかな? こんな言い方で伝わるかな?……と真剣になりますよね。

そうやっているうちに、もやもやしたかたまりだったものがだんだん形を持って、ああ、そういうことだったのかとはっきり見えてくる。
納得できたら、改めて心の中の適当な場所に納めることも、封印することも、流してしまうことも、前よりたやすくなるような気がします。
だから私にとって記事を書くことは、ちょっと痛いけど気持ちいい、心のストレッチみたいな作業になっているのかもしれません。
(こんな素敵な場を提供してくださっているnoteの運営会社さんに、何も貢献しないユーザーなのは申し訳ないですが)


もちろん発信だけでなく、これからもたくさん読ませていただきたいです。
記事の中に、再び思いがけない幸せな出会いがあるかもしれないと思うと、本当に楽しみです。

そしていつか、私にとってはかなりの苦手分野である「つながる」ことにも、ゆるーく挑戦できたらいいなと願いつつ……
また散歩みたいにのんびりと、次のページに向かいます😊


今日もお付き合いいただいてありがとうございました🐪


































この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?