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とても良かったZ6
さて散々Z8の所感を書いたわけだし、今後もめちゃくちゃ書こうと思っているのだが
今日はZ6について書いていこうと思う
Nikon初のフルサイズミラーレス
購入時は中古で13万円
今見てもコスパのいいカメラだと思う
なぜ手放したか
一番大きい理由は動体撮影にのめり込んでしまったから
Z6はオールラウンドでいいものの、AF性能はいまひとつ
それでも我慢して使っていたが、決定打となったのが知床のオオワシ撮影
![](https://assets.st-note.com/img/1686817601444-N8IFetRggm.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1686817600933-8o5Q9xGL8y.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1686817601205-0SmL3Pi7Vw.jpg?width=800)
なんとか撮影になったものの、歩留まりが悪すぎる!
今の時代になったら12コマ/秒も物足りない
ものすごく期待していた被写体だけに悔やまれる場面が多かったのだ
(という腕の低さをカメラのせいにしてより高性能なカメラを買う口実にしていたのは内緒)
その結果Z8を購入したわけだが、いまでも
Z6は素晴らしかった!
そう思う
前置きが長くなったがZ6のどこが素晴らしかったのか何項目かあげていこう
1 低画素機であること
Z6は2450万画素と扱いやすいデータ量となっており現像も非常にしやすい
また低画素機の恩恵といえば高感度耐性だ
数々の方が検証をしているので割愛するが(検証する能力がない)
Z9よりも暗所は得意な様子だし、実際にZ8を使っていると同じISOでもZ6より確実にノイズが乗っている
(このノイズがあまり気にならないのがZ8のまたすごいところなのだが…)
![](https://assets.st-note.com/img/1686831655136-Ns1nK0kLNW.jpg?width=800)
2 Zマウントであるということ
比較画像がないのが悔やまれるが、FマウントからZマウントに移行した身としては、Zマウントの衝撃はすさまじいものだった
レンズラインナップも軒並み素晴らしくSラインはもちろんのこと、非Sラインレンズでさえ驚きの描写能力だ
Zマウントのフルサイズ機
これだけでもZ6には大きなアドバンテージがある
![](https://assets.st-note.com/img/1686832351777-uLouIxpRZF.jpg?width=800)
撒き餌レンズとは思えない描写
3 フルサイズミラーレスであること
先程の項目の最後と被るが、そもそもミラーレスであることがZ6のいいところなのである
ミラーレスは文字通りミラーやペンタプリズムが無い分小型で軽量であり持ち運びがしやすい
『機能で劣るミラーレスを使うくらいならレフ機を使うよ』という方は現在でも一定数いると思われるが、ミラーレスの軽量を味わったらなかなかレフ機には戻れない
この辺はなかなか意見が別れる所だとは思うが、昨今のカメラ事情を見ると各社がミラーレスに注力しているのは明らかだし、その辺りの入門としてはZ6は高いコストパフォーマンスを誇ると考える
4 今すごく安い
Z6の2023.6現在の中古価格は13-15万円程度
他社と比較してしまうとなんとも言えないが、Nikonのフルサイズミラーレスがこの価格で手に入ると考えると高くはない(高いけどね)
実際に私もZ8のサブカメラとしてZ6を手元に置いておきたかった
Z6iiと比較して
ここまでくると気になってくるのがZ6iiだ
Z6との大きな変更点は以下
デュアルEXPEED 6
AF/AE追従: 約14コマ/秒
AFが暗い場所に強くなった
電源ON時のUSB給電に対応
ダブルスロット
となっている
平たく言うと初めて出したZ6、Z7がボロクソに叩かれたのでそれを改善したモデルを出したわけだ
感覚で言うとD610やD810に近い(厳密に言うと全然違うが)
確かにいいカメラで買えるならZ6iiを買うべきだと思うが、価格差は現在の中古市場でも約5万円Z6より高い
趣味で始める程度ならその5万円をレンズにあてたほうがいいと私は考える
結論
まぁ~つらつらと長ったらしく書いたが結論は
今現在のニコンのカメラで非常にコスパのいい機材がZ6と言える
ただ、注意点が
動体撮影、野鳥撮影などシビアなAFが求められるシチュエーションには確実に不向きということ
撮れないことはない、しかし確実に不満は出る
私もその点が引っ掛かりZ8へ移行した
しかし逆に言うとそれをしなければ全然Z6で十分なのだ
最終的に褒めてんのか貶してんのかわからなくなったが、Z6が私の写真生活に与えた影響、感動は非常に大きいものであったのは確かだ
誰も見ていないであろう記事だが、私の経験が誰かの糧になることを願う
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