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四柱推命を学ぼうと思った日

昔から占いが好きだ。

星座・どうぶつ占い、数秘術、西洋占星術、タロット、九星気学、手相などなど…

ミーハーなので一つの流派にゾッコンになることはなかったが、雑誌の後ろの方についているその月の占いは必ず見る。
テレビでやってれば自分の星座が来るまで見る。
新聞についている九星気学もチェックする。


こんな風に占いとみればウキウキとチェックしてしまうが、まあ当たっても当たらなくてもどちらでもいいのだ。
いや、良いことは当たったほうがいいけど。
こんな楽しいことがあるのかなあ、と嬉しい妄想を膨らませる材料なので真偽の程はさほど問題ではない。

そんなふんわりした趣味なので自分で占えるようになろう、と思うこともなかった。
ここ数年までは。

数年前、私はとある活動に身を投じていた。
婚活だ。
女子大を卒業し、女子ばかりの職場に就職し、縁もゆかりもない土地に住み始めた。
私の恋活模様はそれはもう悲惨だった。


まっっっったく出会いがないのだ


出会いがないは言い訳だ、と言われても出会いがない。どうすりゃいいんだ。

困った末に辿り着いたのはマッチングアプリだった。
いつかマッチングアプリ編という記事を書きたいくらいネタにあふれる数ヶ月だったので、もう少し文章書くのに慣れてきたら書き上げて昇華したい。

その激動の時代に私が縋ったのが陰陽師だった。
人生で初めて占いに課金した瞬間となる。

いつ結婚できるの!?というかそもそも恋人できる!?
から、
この人と相性は!?
まで。

陰陽師は星座表を彷彿とさせる丸い何かをくるくる回し、私とさまざまな男性との相性を占った。

「可もなく不可もない相性ですね」

それが一番よく聞いた言葉だった。

そんなん私でも言えるやつやん課金の意味あるんか?

そう思う時もあったが、ただ1人だけ、

「この人とは相性がいいですね」

と言う人がいた。
それが今の夫である。
嘘のような本当の話である。

もちろん他者との相性だけではなく、星回りから見た自分。人生の流れ、テーマ、主軸に据えるといいことなどなど己についても教えてくれる。

これが当たってるんだ〜〜〜!

「占い師の言うことは8割型誰にでも当てはまること」

という説があるのも知っている。
私は盲目的にスピリチュアルというわけではないので斜に構えているところもある。

でも当たってるんだよ〜〜〜

もういい年だし色々考えて動いたほうがいいですかね?と聞いた時の、陰陽師の回答がこれだ。

「あなたは思いつきで動いたほうがうまくいくんです。きちんと考えて、しっかり動く、とかあなたの星は望んでないから。むしろ直感で動かないとダメ」

8割方ノリと勢いで生きてきた人生が肯定された瞬間である。
嬉しい。

そんなわけで思いつきでこんな本を買ったのである。


難しいけど面白い!

命式さえ自分で作れれば、あとは年ごとの運勢を当てはめてなんやかんやして自分だけの年表が出来上がる。
しかもコスパがいい。
30分5000円という金額がかかからない。
初期投資の本代のみで永遠に占える。(厳密に言えばこの本のみで永遠は無理ですが)


勉強のために身近な人から個人情報を拝借し(もちろん許可はとって)、命式を作って内容を説明したところ、当たっていると好評である。
嬉しい。

当たるも八卦、当たらぬも八卦ではあるが、今後も勉強して精度をあげていきたいと思っている。
自分はもちろん、周りの人が何か悩んでる時に手助けできたら良いなあ。
占いは好き好きがあるので押しつけはしませんが。

良い趣味を見つけた🔮

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