SAS早朝高血圧(第6回)

 高血圧の治療を受けているのに、どうしても朝の血圧が下がらない人がいます。それはSASが原因かもしれませんよ。
 本来、睡眠中は、副交感神経が優位になります。ところが、SASの人は、呼吸が止まっているので、例えて言えば、一晩中首を絞められている様なものです。苦しいと交感神経が緊張したままになります。
 御存知の様に、交感神経が緊張すると血管は縮こまり、心臓は激しく拍動します。結果、朝起きた時に血圧が上がったままになります。これは薬だけでは対処出来ませんね。

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