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THE SECOND 2024 グランプリファイナル~一回戦①

2024年5月18日 THE SECOND~漫才トーナメント~2024において、ガクテンソクが優勝いたしました。

いや、しかしガクテンソクの漫才は3本とも本当に面白かった。凄かった。
そして、他の対戦も本当にすべてウケていて、幸せな4時間を過ごすことができました。

今回のGPファイナルを、極私的見地を交えて振り返りたいと思います。
(本稿において、芸名敬称略)

一回戦 第1試合 ハンジロウ VS 金属バット

ハンジロウ 
トップバッターでしたが、人柄がにじみ出ていてか、終始いい雰囲気の漫才でした。「元妻カフェ」という設定も、また、その元妻演じるカフェ店員がアドリブ効かないと言う構成も良かったです。

金属バット 
ノックアウトステージ16→8と同じ、「大阪交通安全かるた」のネタでした。筆者は配信で視聴済みではありましたが、2度目見ても面白すぎました。フジモンをイジるくだりのウケはすごかった。ある意味本当にウィンウィンなイジりかと。また、ユッキーナを「べっぴんさん」よわばり。「べっぴんさん」て、今日び聞くこと少なくなったなぁ。余計に笑えました。
コンプラギリギリを攻める気鋭ぶりもありつつ、コテコテの大阪弁で、演芸の雰囲気を醸しだす、金属バットのらしさ全開のネタでした。

勝利:金属バット
ハンジロウ 271 - 291 金属バット
昨年は叶わなかった、金属バットの2本目が見れる、というその事実だけで大興奮。

一回戦 第2試合 ラフ次元 VS ガクテンソク

ラフ次元
空が相方の梅村に「妻子持ち」であることを2年間も隠していたという「事実」を元に展開するネタ。それだけでヤバさ前回で爆笑ものですが、他の「隠し事」のネタももれなく面白かった。

ガクテンソク
よじょうが「国分寺」に住んでいる、というネタ。関西人からすると、都心から遠いことはなんとなくは分かるけど、、という程度の認識ですが、ネタを展開しながら、笑いもとり、「国分寺」のことも分かってくる、という贅沢な構成のネタでした。

勝利:ガクテンソク
ラフ次元 255 - 288 ガクテンソク
本番中でも言われていましたが、この点差ほどは開いていない、実力伯仲の好試合でした。ただあえて一点あげるなら、ラフ次元が自分たちのことを「TとY」で覚えてもらおうとする件、回収するまで少し長くて、その間「?」と思ってしまう時間があったのが少し勿体ない、ということくらいでしょうか。


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