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【虎語り#053】よぎるってのはあんま見てないことを言うんや。

M 0-1 T 3回戦 6/2(日)ZOZOマリン

よぎ・る【▽過る】 の解説
[動ラ五(四)]

1 前を横切る。通りすぎる。「目の前を黒い影が—・る」「不安が心を—・る」「思い出が一瞬頭を—・る」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

2022年3月25日 (金)  阪神 8-10 ヤクルト
8-3の「5点リード」で迎えた8回表。藤浪が、岩崎が打たれ8-7の1点差。9回はケラーが打たれ、世紀の大逆転負け、最悪の開幕試合、9連敗の序章。

ーーーーーーーーーーーーーこの間1年ーーーーーーーーーーーーー

2023年3月31日 (金)  阪神 6-3 DeNA
5回裏終了時点で5-0の「5点リード」。6回以降は岩崎→浜地→ケラー→湯浅とつなぎ、開幕戦勝利を飾る。

―去年のことががよぎったと。

 「よぎるよ。パッと見たらケラーやったから。よぎるやろ。俺は何にも関係ないけど、そらしゃあないやん。投げてるの(K・)ケラーやったから、そらよぎるやろ。よぎったよ、そやろ。当たり前やろ。(もし)俺スタンドで見ててもよぎったよ。スタンドでもベンチでもよぎったよ」

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/03/31/kiji/20230331s00001173869000c.html

今読み返しても「よぎる」と連呼しまくりで笑える。

ーーーーーーーーーーーーこの間1年と少しーーーーーーーーーーーー

2024年5月26日 (日)  阪神 1-2 巨人
1-0で迎えた9回表。ゲラが岡本にソロを被弾。10回表は岩崎が打たれ、そのまま1-2で敗北。すでに打線はキンキンに冷え切っている。

2024年5月31日 (金)  ロッテ 5x-4 阪神
4-3で迎えた9回裏。ゲラが死球連発で同点を許し、10回裏は漆原が押し出し四球でサヨナラ負け

2024年6月1日 (土)  ロッテ 3x-2 阪神
2-1で迎えた9回裏。あと一球で勝利、というところで岩崎がタイムリー安打を打たれ同点。11回裏は西純が2アウトまで頑張るも、愛斗にサヨナラヒットを打たれ、またもサヨナラ負け。

….改めて書き起こしてみると、どんだけコピペな負けっぷりなのか!と思わざるを得ないです。そう、「よぎる」≒「通り過ぎる」とすると、このコピペな負けは「ずっとそこに居る」。だから岡田監督は凄く正しいのです。

「そんなんオマエ、よぎるもクソも毎日見てるんやから。よぎるってのはあんま見てないことを言うんや。毎日見てんやから。昨日も今日もな。腹くくるしかないやんか」

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/304562

もう、金輪際「よぎらない」でほしいです、こんな負け方。
とにかく打ってください。

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