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THE SECOND 2024 グランプリファイナル~一回戦②

昨日に引き続き、THE SECOND GPファイナルを、振り返ります。

一回戦 第3試合 ななまがり VS タモンズ

ななまがり 
既婚者・初瀬がどんな誘惑にも耐えれるかを、とにかく変な人・森下が、様々な女性に扮して試していく、というネタ。筆者はちょっとずつ森下ワールドに慣れてきたのか、かなり笑えました。しかし初瀬のデカ声ツッコミもたいがい「変な人」で好い。声が小さいのもよいですが、やはり大きいことはエエことですわ。

タモンズ 
ツッコミ・大波が70,000円の靴を買ったのに対して、ボケ・安部が7,000円の仮面ライダーのベルトを買ってワチャワチャする。安部もかなりの変人キャラですが、ボケ・ツッコミのしゃべくりも安定していて、笑えました。

勝利:タモンズ
ななまがり 268 - 269 タモンズ
ノックアウトステージでもそうで、森下本人も言ってましたが、ななまがりの「1点多い」がここでも発動。好き嫌いが分かれての1点差勝負に。。ほんとにどっちに転んでもおかしくない好勝負。人々が森下ワールドに少し慣れてくると、もっとハネる可能性大。しかしM-1終わりたてで、4分から6分のネタをしっかり作り上げたのは凄い。「泥仕合」では決してなかったです。

一回戦 第4試合 タイムマシーン3号 VS ザ・パンチ

タイムマシーン3号
前半は関の「ルックス」を活かしたやりとりで、後半はその流れで関が「悪魔のドラえもん」を演じるというネタ。「悪魔のドラえもん」は少しサイコだったが、なかなか面白いキャラでした。

ザ・パンチ
ゆったりしたツカミ・くだらないやりとりが、実によい円熟味を出して心地よい漫才。ヤーレンズがさらに熟成されると、こんな感じになるのかな、と勝手に想像してしまう。野球のボールがカミナリ親父の家に入るというベタな設定ながらも、絶妙なくだらなさ全開で爆笑を得ていました。

勝利:ザ・パンチ
タイムマシーン3号 273 - 284 ザ・パンチ
点差ほど内容に差がないようにも思えましたが、タイムマシーン3号の知名度が逆に作用して、新鮮味にかけたのもあったのか、、(ななまがりの逆パターン?)斬新過ぎても慣れに時間を要したり、膾炙されすぎてもインパクトに欠けたり、、ザ・パンチは、ノックアウトステージの勢いそのまま、その点をうまく対応しきった、というところでしょうか。

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