自傷行為

※私の心の声です

話してくれてありがとう、私は、貴方が好きです

　これは、本当に、難しい、何故なら、

　その方が、悪い訳でも、誰かが悪い訳でもなく、その行為に追い込んだ、世界が悪いから。

　日本で、生きていくのは、本当に、大変、皆、直ぐ、他人と比較してしまうし、

　シャイな人が多いから、愛を感じる機会も少ない。

　そして、

　私は、自傷行為をする人に対して、気軽に「やめてください」と言えない、

　そう、言うのは簡単だけど、

　その言葉が、かえって、本人を苦しめる可能性もあるから、

　なので、

　私は、その方に「愛」を伝える事しかできない、もう自分が情けない。

　また、

　その行為をする気持ちも、痛い程、分かるの、
何故なら、

　耐え難いストレスから自分を守っている、言わば代償行為、

　というか、

　何故、現代を、生きるのは、こんなに苦しいの、もうやめてくれ。

　社会は、

　無関心という牙を向けてくるし、幸福は感じ難いし、他人の優しさが、人を苦しめる時さえある、

　また、

　人は、寿命が長いからこそ、死というものから、目を背けがち、

　だけど、皆、死なないで、本当に、お願い。

　しかし、

　時には、死さえ、私は、救いだと思っている、何故なら、

　人間という存在は、必ず死を迎え、その時に、自分が何者か分かる、

　また、

　人間の、生きる意味とは、死を含めた、全体的なものであるから。

　そして、

　この世界は、神の理法に基づいて創造され、人間も自然の一部としてあると信じてみて欲しい、

　その摂理を信じ、与えられた運命を愛し、自己の義務を誠実に果たしたのであれば、

　私は、どの様な結末であろうと、自己を肯定するべきたと思う。

　私が、

　哲学を勉強しているのも、自分の人生への諦めと信頼から、救いを求めて、手を差し伸べたもの、

　世界や、人生が、全体として何であるか、どの様な意味や目的を持つのか、

　その答えに辿り着いた者は、まだ、誰一人として居ない。

　何か、すごく大きな話になってしまったけど、

　私は、人生とは苦しみだと思っている、なので、皆も、自分の苦しみを、受け入れ愛してほしい。

　以上です。

精神科医ましろ