老害について


※今回は、大切なテーマなので、長々と語ります、構成は、前書き、本編、後書きとなっております。





【前書き】

 最近、

 各世代で、価値観の相違が生じている、皆、自分が正しいと信じたいのだろう、


 だが、

 私たちは、運命共同体であり、出来るだけ、皆が、

 あらゆる事象を俯瞰して捉え、協力し合わなければならない、



 確かに、

 中高層が、若者の上に、乗っかり、健康保険料厚生年金を取り、苦しめているのは事実であるが、


 私は、皆が、歩み寄れる世界があると信じたい。





参考書:LIFE SHIFT アンドリュー・スコット リンダ・グラットン






 これからの労働市場は、加わる人よりも、出ていく人の方が多い


 そう、

 豊富な経験と、「結晶性知能」を持つ働き手が、ごっそりと、居なくなるのだ。



 また、

 今後、国内で「移民」が減る可能性は高い、そんな中で、各企業は、採用対象に関する考え方や、

 「年齢」というものの、概念を抜本的に見直さなければならないだろう。




 そして、

 世界は、長寿へとシフトしている、老化の原因を探る研究が活発となり、実を結べば、

 「寿命回避速度」への到達もあり得る。



 これは、

 毎年、平均寿命が1年以上伸びるということだ、つまり、

 老化のプロセスそのものを病気として治療できる時代が来る、



 その様な中で、

 人を「老害」などと否定し、「差別」することに、何の意味があるのだろうか

 人間の脳は、偉大だ、各々が、努力さえすれば、脳を若々しく維持することは出来る、





 健康寿命が伸びている限り、年齢の持つ意味は変わり続けている、なので、

 私たちは、40歳、60歳、80歳と、


 ライフステージの在り方を見直さなければならない、そう、


 これからの60歳は、嘗ての60歳とは、違う概念へとシフトする。




 実際、

 生物学的年齢社会的年齢主観的年齢と、老いには複数の概念が存在する。



 つまり、

 年齢という固定観念には、大した意味がないということだ。



 そして、

 これからは、年齢と、若さが、「良い意味で乖離」する優れた人材を確保できる可能性もあるだろう、



 だが、

 その実現には、各々が人としての在り方を見直し、

 各業界、各世代へと横断的に接し、「若さを維持」する必要がある。



 今、

 日本は少子高齢化で、より厳しい時代となっている、その様な中で、

 Z世代などという差別的発言や、男女の対立後期高齢者への憎悪や憎しみと言った




 争いや、僻み合いに何の意味があるというのだ。



 それよりも、

 各世代が協力し、率先した世代交代と、年配者による、若者へのバックアップ体制構築を急ぐべきだと、私は思う。


 人は皆、等しく人権がある、そして人を裁いて良いのは法律のみだ、

 我々は皆、味方である。


 皆が、母国へ貢献し、正しい道を歩んだのであれば、必ず明るい未来はあると、私は信じたい。


 なので、

 もっと、年配者を気遣う姿勢を、今の若者には持って欲しい。



精神科医ましろ



【後書き】


 私は、今年で33歳となる、30代のうちはまだ良いかもしれないが、

 これから、40歳、50歳と、どんどん、世間の目は厳しくなるだろう、


 私も、

 何れ、老害と罵られるのだろうか、もし、そうなるのであれば、私は、その前に死を迎えたい、



 それぐらい、この言葉の響きは悪い、だから、あまり使わないで欲しい、


 どの世代にも、強みや良さがある、そう、多種多様な存在を、

 認め合うことこそ重要であると私は思う。


おまけ

あおぎり下ネタ(※健全な人は見ないでください)


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