他己目標〜今宵の呟き〜
【前書き】
失敗は学習
→失敗をしていないとは、前に進んでいないということであり、
失敗をした、ということは学習という対価を受け取ったことになる。
皆さん、こんばんは。
今宵は、いかがお過ごしですか、私は明日、明後日、外来なので、静養しておりました。
私は、「他人のために」何かをしたい、それが大きなモチベーションとなってます。
さて、本題ですが、
目標に向かって、「物事を継続」するコツをお伝えしたいと思います。
結論:コンパッションゴール(他己目標)
順を追って解説します。
普通の人は、自分の叶えたいことを決めたり、自分が欲しいものを目標にしたりします。
しかし、
安定した状態で、物事を継続することができる人には、それとは違う共通点がありました。
それが、
「他人のために何かをしよう」と思う姿勢です。これが、コンパッションゴールです。
つまり、
自分の行動が、他人にどのような影響をもたらすか、どんな価値を提供できるか、を考えるのです。
対して、
自分の利己的な目標を達成しようとする姿勢を、セルフイメージゴール(自己目標)と言います。
この利己的と他己的を比較した研究があり、
利己的な人は、人間関係が悪化し、不安や、うつを抱え物事が上手くいかなかった、一方、
他己的な人は、人間関係は保たれ、不安やうつを抱えず、高血圧など、身体面も改善し、
良い成果を残せた、ということが分かっています。
つまり、
「自分のため」ではなく、「他人のため」に目標を設定したほうが、主観的にも客観的にも成果を出せたと言うことです。
これは、普段の仕事でも言えること、だと思います。
そう、最初に、
「周りから認められたい」、「自分を良くしたい」という気持ちが前面に出てしまうと、
仕事は上手くいかず、最悪の場合、退職に至るケースもあると思います。
そうではなく、
「自分の行動が他人に、どう影響するのか」、「他人をどこまで幸せにできるか」を考え、仕事をした方が、
継続でき、成果も出て、貴方も、周りも幸せになります。
以上です、皆様、素敵な夜を。
精神科医ましろ
おまけ
あおぎり高校下ネタ(※健全な人は見ないでください)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?