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Sepboxのドキュメント和訳:V7

Sepboxの付属ドキュメントを和訳するやつの二つ目、V7 Underworld回です。以前/続きの記事はこちらになります。

Sepbox:V7 Underworld

Khan
現在の状態:憑りつかれている

ええと、あー、俺たちはKhanの死体を見つけた。ただし、見つけた時には起き上がって歩き回ってた。
アレを見つけた時のDallasが感じた本物の恐怖、想像できるだろ?最初はみんな、Khanを模倣した別のFakerだと考えたんだが、実際は違った。Alexが、しし座の幽霊が死体に憑りついていんだと見抜いた。こいつは今のところ危険には見えないが、かといって友好的にも見えない。少なくも、興味深い現象だとはいえるだろうな。(-Tam Thatmen)

Bones(あだ名)
現在の状態:生存

Bonesは、地底固有の不明な動物の骨格と融合した地底人(Abyssal)だと思われる。地底社会の郊外を過ぎたあたりで発見された。
この地底人が骨を消化しようとしているのか、それとも骨をヤドカリのように防具として扱っているのかは不明だが、そのどちらも考えられる。
Bonesはその時によって臆病だったり攻撃的だったりと、野生の犬と非常に似た行動をとる。とりあえずは距離を取っておくのが良いと思われるが、そこまで恐れるような存在ではないということも覚えておくべきだろう。(-Alex Bont)

Dallas Riot
現在の状態:生存

Dallasはバイタルフォースの新メンバーである。Artherを倒すのを手伝った後、彼はTamによって個人的に認められ、さらにJohnがそれを受け入れた。
地底人たちの出身地である隠れた社会についてさらなる調査を試みて、DallasとJohnは二人とも地底の探検へといった。
Dallasは、地底の一部地域ではガスマスクの着用が義務付けられている。これは吸入時に幻覚、攻撃性、狂気を発生させて人間を殺人へと駆り立てる病気、Epithesipathyを引き起こすBloom Gasという胞子が存在しているためである。
Dallasの兄弟のEliotは不幸なことにEpithesipathyの犠牲者となっており、これがDallasがバイタルフォースの活動を手伝う動機である。(-Alex Bont)

SunDrummer
現在の状態:生存

それじゃまず、どうやら地底人たちは太陽を神として信仰しているみたいだ。俺はこれは道理だと思う、なんてったって太陽光の届かない地底に生きてるんだからな。(これつまりEdgarは事実上イエス・キリストだってことにならないか?だって太陽と実際に相対した最初の地底人だろ?)んで、こいつは太陽のために演奏するドラマーってわけだ。宗教的な儀式やそのほかの太陽に関係する行事で頻繁に見かけるな。
ものすごく未熟で、ものすごく無邪気に行動する。こいつは幸運なんじゃないかな。(-Tam Thatmen)

Harvester
現在の状態:生存

基本的には俺たち若者のいたずらを相手しきれない不機嫌なジジイってところだ。ヤツは地底社会の農家として働いていて、地底の穀物や果実や野菜なんかを収穫している。ただ、侵入者に対してはとんでもなく敵対的で、侵入者をあのクソデカい大鎌で追い掛け回すことに躊躇がない。こいつはとにかく怖えよ、嘘じゃないぜ。(-Tam Thatmen)

Archivist
現在の状態:生存

Archivistは極めて頼りがいのある地底人で、Johnを通じて我々に情報を送っており、そもそもこの記録自体も彼女の協力で書けるようになったものである。
Archivistは古代からの地底の歴史に特化した図書館全体を、友人であるCuratorとともに所有している。Dallasが最初にアビスに入ったとき、それまで実際に人間を見たことがなかったArchivistが可能な限りの記録を取ろうとしたため、結局探索を10分ほど中断せねばならなかった。(-Alex Bont)

The Faker
現在の状態:死亡

前回のFakerについての調査から、我々はさらに情報を得ることができた。これらは一種の集合精神のように機能しているようだ。同時に複数のFakerが存在しうるが、特定の一体のFakerがそのすべてとリンクしている。この特定のFakerは現在捜索中である。おそらくDr. Masswenthが、Fakerへの対処を難しくするためにこの仕組みを作ったのだと思われる。この個体は地底社会の外郭に存在していた。生まれたばかりのFakerは、例えば電話や、今回でいえばテレビのような静止した対象しか模倣できないようだ。物を食べ進化を続けるにつれて、動物、果ては人間へと擬態できるようになる。この個体は地底社会への道のりでJohnが安全に処理・殺害してくれた。(-Alex Bont)

Eradicator
現在の状態:不明

Dr. Masswenthの通算三体目の怪物。地底社会への攻撃に使われた。なぜこんなことをするんだ?!あれは敗北して退却していったが、その際ひどく出血していたため多くの地底人は出血死したと考えているだろう。私は全くそうは思っていない。Masswenthがどんな人間か、私は知っている。(-John Azoth)

Wick
現在の状態:重体

Wickは来襲する脅威に向けてクソ明るい目でスポットライトを当てる、地底社会の見張り番だった。さらに付け加えておくと、Edgarが地上へと逃げ出す前は彼女とはとても仲が良くて、なんとEdgarはWickを姫として迎えようと考えてたくらいだ、俺の言ってる意味わかるだろ?だが、Eradicatorが襲来した時、Wickはみんなに警告するためスポットライトを当てるのはできたんだが、EradicatorがこれにイラついてWickを下半身と上半身に切り裂いてしまったんだ。彼女は何とか生きてるんだけどな。脊椎の一部分が壊されてしまったんで、新しい足を付けるために機械式の人口補綴物に置き換えなきゃならなかった。彼女は今でも、立ち上がり方と歩き方を学び直そうとしてるところだ。(-Tam Thatmen)

Curator
現在の状態:生存(あとマジで怒ってる)

CuratorはArchivistの歴史図書館の同僚だな。Archivistとはちがって、Curatorは人間が好きじゃないみたいで、地底人が地下に閉じ込められている理由のすべては何年も前の人類への恐怖にあると主張してる。まあ歴史的には正しいのかもしれないな?彼がDallasの滞在を我慢する理由は、そうすればArchivistがキスしてくれるっていうただそれだけだ。Curatorは特に呪文や呪いに興味があるみたいで、そういうのを集めて持っているみたいなんだが、あいつは今マジでブチ切れてるから尋ねないほうがいいかもしれないな。(-Tam Thatmen)

俺、こいつらお似合いだと思うよ

The Queen
現在の状態:生存

The Queenは地底社会の二番目の統治者で、法律と政治のほとんどを担当している。彼女はDallasの来訪を嫌がっていないようで、その理由としてDallasの心の中の意思を探知できるからだと主張している。これはおそらく、The Queenの”性”がてんびん座であるため、任意の人物の動機や意思を探知できるのだと思われる。

補遺:我々は”性”を代替語として使用している。地底人は十二星座に基づいて区分された十二種類が存在し、我々はそれを簡潔に呼び表すために”性”としている。それぞれの性は特有の能力を持っており、その詳細については表を確認すること。(-Alex Bont)

Huntress
現在の状態:生存

HuntressはDallasが最初に遭遇した、地底社会からの地底人だ。我々が外郭部を調査している際、何かしらの動物相を狩っていた彼女はDallasとJohnに接触してきて、地底を知らない状態で外郭を歩くのは危険だといい地底社会への案内を買って出た。野生動物に襲われた際、Huntressはそれを弓で素早く無力化したため、この提案は嘘ではないとわかった。(-Alex Bont)

Chime
現在の状態:重体

Chimeは、大きな鐘を鳴らして接近する脅威の存在を地底社会に知らせるのが役割の地底人だった。しかし、Eradicatorが襲来した時、それに応じて自分の役目を果たしたChimeは攻撃を受けてしまった。彼の顔は原型がわからないほどに引き裂かれ、鐘は砕けて破片になった。ほかの地底人に発見されたとき、彼はすでに虫の息だったが、なんとか処置は間に合った。彼は現在も地底社会の医療センターで回復中である。病状は悪化してはいないが、しかし改善もしていない。(-Alex Bont)

そんな、Stanly……

Guard
現在の状態:死亡

Guardは王家の剣士で、王座と王族の守護を誓っていた。Eradicatorが襲撃してきた際、Guardはそれに一人で立ち向かい、長く厳しい戦いを強いられた。最後はEradicatorも大きく傷つき撤退を余儀なくされたが、しかしその前にGuardに致命傷を与えていった。Guardは激しく出血しており、The Queenに最期の言葉を伝える前に死亡した。The Queenからは、彼を尊重してその言葉は載せないように頼まれている。王家は彼の犠牲を忘れないために、街の広場に像の建造を予定している。(-Alex Bont)

Tree
現在の状態:……ただの木

こいつは木。文字通りの意味だ、これはただの木だ。
いや、わかった、こいつは地底の果物を付ける。んでこの果物ってのが、熟れすぎるかもしくはまだ青いときに食っちまうと、体内でたんぱく質を生成して人体の内側を変異させてしまい、余計な四肢を大量に形成して最後には体を突き破って出てくるAkrocheriosisっつう外来の病気を引き起こす。
地底人はこの病気に免疫がある。つまりこれは一種の地底の外敵防衛システムなのかもしれないが、それ以外は本当に

文字通り、ただの、何でもない木にすぎない。(-Tam Thatmen)

Rebel
現在の状態:逃走中

この地底人は地底社会から殺人の罪で追放されている。事件の詳細はそこまで分かっていなかったが、事実はともかく状況としてはRebelが地底社会で唯一の容疑者だったので、彼が罰されることになったらしい。Rebelは最終的に地表に上り、そこで人間を発見した。
もちろん人間たちはこいつの存在を快く思わなかったので、再び地底に送り返された。すべてに失敗した奴は最後に、Arler Masswenthと手を組んだ。Eradicatorの襲撃の時に奴もその場にいて、Wickに捕捉される前は地底社会の壁を越える手助けをしていた……とうわさされている。(-Tam Thatmen)

Aronnと???
現在の状態:半死半生

Aronnはかつてはバイタルフォースのメンバーで、主に地底と地表の間の門を守る仕事をしていた。彼は不明な手段で殺害されたのだが、実は完全には死んでいなかったようだ。我々はふらふらと歩き回る彼の姿を発見した。彼はしし座の幽霊と契約を交わし、幽霊の命令になんでも従う代わりに生かしてもらっているとわかった。我々はAronnについてできる限りのサポートをしようと取り組んでいる。幽霊は非常に厄介で、害をまき散らすのを楽しんでいるようだ。(-Alex Bont)

Stargazer
現在の状態:生存

StargazerはMasterとThe Queenの間に最初に生まれた子で、Edgarの兄でもある。しかし、Stargazerが王冠を戴くことを拒否したため、彼は王座の正当な後継者ではなくなった。ほとんどの地底人はStargazerがいることに気づいておらず、これはおそらくStargazerが12の性とその能力をすべて保有していることに由来する現象である。人だかりから離れて一人で多くの時間を過ごすのが好きな点も特筆に値する。Stargazerは英語やいくつかのスラングを含めた複数の言語にも堪能であり、これがおそらく地底人が英語を第二言語として受け入れている理由である。Stargazerが人間の言語を知っていることについての説明はまだつけられていない。(-Alex Bont)

Alex、あいつが単に陰キャなんだって気づくのがそんなに難しいのか?

Master
現在の状態:生存

Masterは地底の王であり統治者で、戦争と行政に関することのほとんどを担当している。彼の息子のEdgarが逃げ出して地表へ出てしまったんで、人間であるDallasが王国に入ってくるのはいい気分ではなかったみたいだ。でも、何とかJohnがDallasの滞在を認めるよう説得してくれたんだ、二人はまるでお互いよく知った仲みたいだったな。Masterの”性”はうお座で、例えばなんとなく人間っぽい形など、別の姿に見た目を変えることができる。Dallasは出発のお許しをもらう前、俺たちが絶対にEdgarを地底の家に連れ帰ることを約束させられた。Edgarが本当に帰りたがっていないってのを考えると難しい約束なんだが、なんとかしないとな。(-Tam Thatmen)

John
現在の状態:生存

バイタルフォースの設立者兼代表で、Dallasの地底探索を支えてくれた。彼は自在に姿を変える能力を持っていて、そのため彼を特定しやすいようにいつもダイヤ型の水晶が付いたネックレスをしている。ほかに特にいうべきことはない。(-Tam Thatmen)

Johnは俺たちに何か隠している
彼が絶対に俺たちの味方だってのは疑ってない
でも、まだ何か自分自身について隠していることがある。つーかなんでMasterと知り合いなんだよ

追記:私の中の緩めな目標として月一で何かしら書こうと思ってるんですけど(でないとせっかく始めたnoteも放り出しかねないので)、和訳とちょっとしたまとめだけで三か月分の記事を稼ぐのもなんというかセコい気がしてきました。ですので、V8までやってしまおうと思います。

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