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RD01 ほったらかした牛肉 ~妄想で口紅のネーミングを考えてみた~



最近、自分がイエベ秋だということが分かった。



なるほど、以前に青みピンクの口紅を塗ったら事故り散らかした挙句、当時の彼氏 (現旦那) に会うなり膝から崩れ落ちさせる、という巻き込み事故を起こしてしまったのはそういうことだったのか。



顔のタイプが知れたのなら話は早い。



最近はマットタイプ+ブラウン系の口紅が気になっているので、youtube
でおすすめされていたヴィセの粘膜リップ「林檎のくちづけ」を購入してみた。
塗った感じ肌なじみ良し。お気に入りの一本になりそうだ。




ところで最近はこの「林檎のくちづけ」のように、何となくのニュアンスで口紅の名前を付けるのが流行りのようだ。



結局何色?と思わないでもないが、コスメは結局のところ効果+気分を上げる要素が大事だと思うので、おしゃれなネーミングだったら正直テンションが上がる。


企画会議で名前を考えるのも楽しいだろうな。ということで、自分で勝手に口紅のネーミングを考えて遊んでみようと思う。




私の妄想リップ ~ 唇にのせたいかどうかは別として~

(RD=赤 PK=ピンク OR=オレンジ BR=茶色 PP=紫)




RD01 ほったらかした牛肉
イエベ秋さんに似合う口紅を選ぶコツとして、”腐った肉の色を選ぶとよい” との一文を見かけ思わず笑ってしまった。確かにフレッシュさとはかけ離れたところに私たちの希望の光があるように思えてならない。




RD02 鮮血の契り
親指を食いちぎり鮮血を滴らせ、お互いの指を重ね合わせて永遠の契りを結ぶ。そんなおとこ (漢) のワイルドさを感じる口紅があってもいいかもしれない。




PK01 かつての乳首
”授乳期” という乳首を酷使する時期を経て、何事にも動じない鋼の乳首を手に入れた今となっては、あの頃の初々しさ、懐かしさを感じさせるお色味。10代の娘さんには分かるまいて。




PK02 レンジャー部隊の紅一点
複数人のイケメンに囲まれ、紅一点として悪に立ち向かう立場にあるなんてその状況だけで女性ホルモンが爆発しそう。
「あれ…リップの色変えた?」と一番最初に気づいてくれた色とくっつくことにしよう。




PK03 ???「ハッハー」
ピンクと言えばあのお方。甲高い笑い声 (旦那への合いの手) を思い出して思わず顔が綻んでしまう。写真を拝見するとたぶんブルべで青みピンクのお色味がとてもお似合い。パーソナルカラーを早くから自身のテーマカラーにしていたあたり、先見の明があったのだなと感心してしまう。




OR01 ma1ジャケットの裏地
何故ma1ジャケットの裏地はえてして鮮やかなオレンジ色なのか?何故かは分からないけど、羽織った際にチラリとあの色が見えたらとりあえず溢れ出るミリタリー感。この色をまとってUSAの風を感じたい。




OR02 10月31日の柿
”オレンジ色” という理由だけでハロウィン商戦に巻き込まれてしまっているもの悲しさをお色味に滲ませたい。フレッシュでジューシーなオレンジよりも、渋柿の円熟味をまといたいお年頃にはぴったりのお色味であること間違いなし。




BR01 黒糖くるみの誓い
あれ?私ダイエット中だから、チョコレートやめて黒糖くるみ食べようって誓ったのに…。おかしいなぁ…。もうファミリーパック全部開いちゃいそうだよ…。そんな破るためにあるような誓いを唇を見るたびに定期的に思い出したい。




BR02 三週間後のバナナ
果物は腐りかけが一番美味しい、とはいえもはやシュガースポットしかない皮を通り越して本体にまで浸食しかかっているこの状況。あわてて バナナ 大量消費レシピ で検索するフットワークの軽さをお色味に忍ばせたい。




PP01 上品などどめ色
吉瀬美智子ばりの美人に、よくお似合いの素敵な口紅のお色味を訪ねてみたら「あぁ…。この色?上品などどめ色よ」との答えが返ってきたらそのギャップに胸を撃ち抜かれてしまいそう。ちなみにどどめ色って地方によってはど下ネタ扱いの言葉らしいので、”上品な” の枕詞をつけてそこはチャラにしたい。




PP02 今日は会社早退します。
「だ…大丈夫?一旦横になる?」そんな風に優しく声掛けされたい日は誰にだってある。今日は月の中旬だし仕事も軽め。引継ぎの資料も準備バッチリ。逆血色リップを忍ばせて、今日は会社早退します。





口紅の色を選ぶ、という女子に与えられた遊び。そこに加えネーミングで遊んでみたらとても楽しかったのでまた他のアイテムでもやってみたい。
マンネリメイクを打破する方法は、アイテムや手順を変えること以外にも無限にあるのかもしれない。







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