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[GGST]低空妖斬扇が出ない!ゴ○ゴムの仕業か!?

どうも、梅喧を使い始めて半年以上、未だに低空妖斬扇を安定して出せないヤマカズです、こんばんは。許さんゴルゴ○。

低空妖斬扇は梅喧の華。これを軸として放たれる「見えない中下段択」が梅喧の強みの一つである以上、どうしてもこれは安定化したい。

まあ最速ダストで妥協したって見切られやしないから、そっちを使えば…、という声もありますけど、それじゃあわざわざ梅喧にこだわり続ける意味が薄くなっちゃうなぁ、と。低空妖斬扇でカチ上げて、乳揺らしながら宙を華麗に舞うのが梅喧最大の見せ場なわけで。

というわけで、この記事では「なぜ私の低空妖斬扇が安定しないのか」を考察し、その後安定化させるための入力方法について考えていこうと思います。


なぜ私の低空妖斬扇は安定しないのか

ミもフタもない言い方をすればゴルゴムの仕業「コマテクがショボい」からなんですが、正直、デバイスの要因も結構絡んでいると思います。

私が使っているデバイスは、先日完成させたキーボード風味のオリジナルレバーレスです。

キーボードを含むレバーレス系共通の弱点として、「回転系の入力に弱い」というのがあります。波動コマンドやヨガフレイムコマンドみたいな、レバーをぐるっと回して、みたいな入力は苦手です。

低空妖斬扇は思いっきり回転系コマンドであり、正直、この性質のせいで低空妖斬扇が安定しない部分も、かなりあると思います。

低空妖斬扇の入力は、2369S。これをレバーレスで素直に入力しようとすると、以下のようになります。

2369S根性入力

ナナメ方向は2つの方向ボタンを押すことで実現するため、このようなプロセスになります。

なお、このようにレバーでの入力過程をレバーレスのボタン押しで素直に再現・トレースする入力方法を『根性入力』と言います。

私もこれまではこの2369Sの根性入力を主に使っていました。

が、これを急いで入力すると、途中の過程が色々抜けたりするのです。

236のところで、下を離すのが早すぎて26になってしまったり、下を離したあと上を入れるのが速すぎた結果、6が抜けて239Sになったりします。当然、どちらも妖斬扇は成立しません。

私にとって一番多いのは、2369Sの6が抜けるパターンでしたね。調子が悪いときは、入力を急ぎすぎなのか、指が滑らかに動いてないのか、3抜けも非常に多くなります。

これらはレバーレス特有の入力ミスと言えます。が、6が抜けるミスはパッドを使っていたときも頻出していました。斜め下から斜め上に指をスライドさせるときに、右入力をスキップしてしまうミスは何度もやらかしましたね。

低空妖斬扇を一番安定して出せるデバイスは、おそらくレバーです。

低空妖斬扇入力方法5選

しかし、私はかつてレバーに挫折した民。無い物ねだりをしても仕方がありません。

そして、レバーレスでは「左と右、上と下を同時押しでき、その場合はニュートラル扱いになる」という特性を利用した、特殊な入力方法が使えるメリットもある。なら、そのメリットを存分に活かして、安定する入力方法を模索しようではないか!

…まあ、実際は既にいくつか試してそれでも安定しないのですけどねorz

とはいえ、今回新たに試す方法もあるので、それらに期待!といったところです。

ここで低空妖斬扇の入力コマンドは、実は2つあることをまずは抑えておかなければいけません。

1つ目は、『2369S』。そして2つ目は、『ジャンプして最速で236S』です。

正式な妖斬扇のコマンドは「空中で236S」なので、「ジャンプして最速で236S」が本来の低空妖斬扇の入力方法と言えます。

こまかい仕組みは解りませんが236とSの間に9が入っても妖斬扇コマンドは成立し、間にジャンプが入っていることで、空中で236Sが成立し、低空妖斬扇になるというからくりになってます。

ジャンプして最速236は、入力がかなり忙しいので、レバーを使う人は2369Sで出す人の方が多数派だと思います。

余談ですが、同様の理屈で2369Kとすると、最速で空中畳返しが出せ、投げからの表裏択でよく使います。

「ジャンプ最速」の方は、「素振り」ができないということに言及しておかないといけません。素振りしようとしても入力が忙しすぎて、根性入力でも特殊入力でも、昇りで相手に当てるのはおそらく不可能でしょう。

そのため、ジャンプ最速入力は、近Sなど通常技をジャンプキャンセルして出すのが前提になります。通常技のヒットストップや硬直中にコマンドを完成させることで、低空妖斬扇が実現できるわけですね。その意味では、「2369S」コマンドの方が汎用性では勝ります。

さて、「2369S」か「ジャンプ最速236S」かの軸と、根性入力か特殊入力かの2軸の組み合わせで、数多ある特殊入力を考慮すればかなりの数の入力方法が作れますが、その中でも実用性がありそうなのは、以下に挙げる5通りだと思います。

(1) 2369S根性入力

(2) 2369S特殊入力A

(3) 2369S特殊入力B

(4) ジャンプ最速236S根性入力

(5) ジャンプ最速236S特殊入力

それぞれについて、私の使用感と評価について解説していきます。

2369S根性入力

安定性:★★★☆☆

現状で私が主に使っている入力方法でもあります。

一番素直な入力方法と言えますが、やはり忙しい状況で入力すると3抜けや6抜けが多発し、トレモで出来ていても実戦では失敗が頻発して全然安定しません。これらの3抜けや6抜けをどこまでケアできるかというのが、評価基準の一つになります。

2369S特殊入力A

安定性:★★★☆☆

ボタンを順に押し込んでいき、最後に下を離してからSという流れで、順に押し込んでいくのでやりやすいように見えますが、結構6抜けは起こります。上を押すと同時に下を離してしまうというミスですね。下を離すことを意識しすぎると、最悪3抜けなども起こってしまい、やはり安定性はあまり感じません。

2369S特殊入力B

安定性:★★★★☆

いわゆる『離し波動拳』と呼ばれる特殊入力を使ったものです。

かなり有望な入力法に感じました。順に離してから上、という順が私の指には合っているのか、なぜか6抜けも起こりにくいように感じました。

ただ、注意点があって、実際は予め右を入れた状態から始めた方が良さそうです。つまり、こうですね。

2369S特殊入力B・改

なんでかというと、3つのボタンを正確に同時押ししてスタートするのは難しいからですね。もし同時押しがズレて左が右より先に入ってしまうと、ヨガフレイムコマンドになってS蚊鉤が暴発したりなど、面倒なことになります。3つ同時押しの際に心持ち右を先に押す感覚を持つだけでも良いと思います。

素振りも少し慣れが必要そうです。

ジャンプ最速236S根性入力

安定性:★★★★★

近Sなどの通常技のジャンプキャンセルからの始動が前提ですが、意外にもこれが一番安定感を感じました。

コマンドもリズムに乗って叩ける感があって、複雑なように見えて、少し慣れれば、たいして苦労はしません。

6抜けは起こりようが無いですし、3抜けも236の後の9を意識しなくていいせいか、ほとんど起こりません。

ただ、これはジャンプ最速入力系に共通しますが、入力が遅れると妖斬扇が出ても空振りすることがあります。

ジャンプ最速236S特殊入力

安定性:★★★★☆

これもかなり安定感を感じた入力です。ジャンプ直後に『離し波動拳』で236Sを入れるというもので、基本、右が押しっぱなしで良いのが、安定感に繋がっていますね。

同じ『離し波動拳』を使う「2369S特殊入力B」と違い、離し波動拳を入力するときに既に右が入っている状態なので、暴発の心配が無いのも安心です。

ただ、『離し波動拳』に指が慣れていないせいか、現状では根性入力と比べると波動コマンド入力時に若干指がもつれることがあります。そのため★4評価ですが、離し波動拳に慣れたら根性入力を超える安定感を出せそうなポテンシャルは感じました。

結論

さて、では最終的にどれを使えばいいか。

候補に残るのは、以下の3つだと思います。

  1. ジャンプ最速236S根性入力

  2. ジャンプ最速236S特殊入力

  3. 2369S特殊入力B

ジャンプキャンセル前提なら、ジャンプ最速入力の安定感はかなり魅力的です。が、これらでは補えない素振りをどうするか、ですね。

今まで私は素振りもジャンプキャンセルも両対応できるよう239S根性入力で練習してきましたが、もう割り切って、ジャンプキャンセルならジャンプ最速、素振りなら2369S入力と使い分ける決断をすべきかも。

ジャンプ最速系はどちらも安定感ありますが、特殊入力の方が将来性は感じます。当面、実戦では根性入力を使いつつ、裏で特殊入力を練習する感じになりますかね。

ただ、3は素振りでの入力に若干クセがあり、実戦での素振りにに耐えられるかはちょっと未知数ですね。その場合は根性入力で頑張るしか無いか。幸い、根性入力でも素振りなら比較的安定してるので…。その場合は、以下の工夫を使って少しでも精度を上げることになりますか。

さらに一工夫

さて、ジャンプ最速236Sでは問題ないのですが、2369S系の入力だと、レバーレスではどうしても6抜けミスの可能性がついて回ります。

それをうまくフォローするための方法をXで教わったので、最後にご説明しましょう。

それは、入力を23696Sにすることです。2369の後に、もう一度6を挟んでからS、ですね。

根性入力ならこうです。

なぜこれが良いのかというと、もし2369の6がミスで抜けても、最後の6が入って2396Sとなれば妖斬扇が成立するからです。言わば、最後に6抜けの保険をかけているわけですね。

こちらの動画、左端のキーログをよく見てください。

途中6抜けしているが…

6抜けミスが発生していても妖斬扇が出ているのがわかるでしょう。

最後の6はただの保険なので、途中の2369がちゃんと入力されていれば、最後の6を入れる前にSを押してしまっても成立します。

ちゃんと入力されていれば、最後の6を入れ損なっても大丈夫だし、ちゃんと入力できていなくても最後に6を入れておけば大丈夫、と二重の保険をかけているわけですね。入力にコツがいりますが、安定感を増すために試す価値は十分にアリでしょう。

全面根性入力だと、3抜けに対処ができないので、3抜けが起こりにくい特殊入力AorBのシメを6にすることでさらに安定するかも?

それでは皆様、良き妖斬扇ライフをお過ごしください。

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