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All most hell,やっとこ出発の地に戻りました。

All most hell ,命からがら、なんとかプーケットに戻りました。
今日はついにお世話になったバイクを返却して、1日ホテルの周辺でぶらぶらしたいと思います。

日本にいる人のことも、やっと少し気遣いできるくらいの心持ち、境遇になってきました。
だいぶご心配をかけたようなので、みんなにお土産を買って帰ろうかと思います。

今回の旅では、携帯を落としてしまいインターネット難民の悲哀をひしひしと感じています。

しかしながら、これが海外ツーリングの醍醐味であり、あの、インディ・ジョーンズよろしく、ハリウッド映画の冒険旅行かと思えば諦めもつくことでしょう。

堀の中の懲りない面々とは、安倍譲二のかつての作品ですが、「海外ツーリングの懲りない男ども」という作品を作って本にでもしたら、少しは反響はあるのでしょうか?

タイ人に「お前はインディアナ・ジョーンズか?」

と誉められたのが、この歳になってなぜかハリソン・フォードにも似ていないのに、ハリウッドスターの気分を少しだけ味わうことができた旅の言葉として、前向きな気持ちにとどめておきます。

バイクをレンタルするときに、パスポートを預けたのが今回の旅の最大の失敗で、すべてのトラブルはここから始まったのす。

裏道にあるバイク屋のにーちゃんに「10日以上のレンンタルはパスポートのオリジナルを置いて行け、写真を取れば大丈夫だよ!」

と言われて、真に受けたのだったのですが、まさか携帯をロストしてパスポートを撮った画像も、一緒に無くすとは夢にも思いませんでした。

そんな中でツーリング旅を続けました。

ほとんどのホテルでフロントから「パスポートか画像を見せろ、でないと泊まられないし、キャンセルだ!」
といわれました。

それなこんなで、いろいろ大変で心の余裕が無くなりトラブルが続いたのでした。

バイクツーリングでは、いかにして次の町にたどり着くか、そして目的地の町に無事に辿り着いたら、その日にいかに滞在するホテルにスマートにチェックインするか?

ここまでが、バイク旅の基本中の基本の日課です。

しかしながら、パスポートが無いためにキャンセルされたり、追い出されたり別のホテルを探したり、予約したのに満員とかでNGだったりと、さんざんな目に遭いました。

なかなかお宿が決まらないと、ホテルを探して町中をあちこち走ることになります。
おのずとそこからは、余裕がなくなり余計なトラブルが続いてしまうのです。

気持ちが焦り出すといけません。
目的地の場所を良く確かめずにスタートしたり、携帯を見ながら走り廻ったり、回りをきょろきょろ見ながら運転したりして、挙句の果てには大切なものを落としてしまいます。
今回の反省点です。

若いときであれば、反射神経が良かったり、記憶が確かだったりしますが、中年になり、身体もだいぶ弛んでくるとダメですね。

ここは一番大切な命とココロを落とさなかったということが、今回の旅の一番のご褒美な事です。

いわゆる落語の世界で言う、オチがあったのでしょうか?

お粗末。チョロ松、ジュウシマツ。

走行距離35キロ

最終走行距離 合計 3,035キロ

木漏れびと、旅に人生映すみち



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