事前予想 優駿牝馬


・優駿牝馬(オークス)

東京 芝 左回り 2400m  Bコース変わり2週目 3歳オープン 牝馬限定
実力が素直に出るコース。
ゴール盤より少し後ろ、客席前がスタート地点で観客に近いため、取り乱す馬もいる。
最初のコーナーまでは350mと長すぎず短すぎずの距離でミドルペース想定。
ペースは逃げ馬の存在で大きく変わりそうだが、逃げ馬はほぼ逃げ切れない。
先行から抜け出しての押切もしくは後方からの直線一気で馬券内に入るイメージ。
先行~差し、4番手~13番手くらいの中段くらいからレースを進められる馬をさらに評価したい。
 
桜花賞組を一番手に評価。
過去10年でも必ず馬券にからんでおり、世代頂点を争ってきた馬の力は強い。
過去データとしてはフローラS組を時点で評価。
ただ、今年の走破タイムとしてはフラワーカップ組の方が優秀。
忘れなぐさ賞組もいるが、フラワーカップと共に東京とは性質の異なるコース形状のため、過剰に評価をしすぎないようにしたい。

・ステレンボッシュ オークス勝馬。
前走は前を行った馬も掲示板に残るコースバイアスで差し切り勝ち。
東京経験が少ないことが不安点。
内枠よりも、少し外目で包まれない枠で5枠くらいが良い。
直線は広いため、内枠でロスなく走っても面白い。
鞍上モレイラから戸崎Jへの変更は微マイナス。
S+評価。
 
・アドマイヤベル フローラSでは非常に上手な競馬で勝ち切った。
脚質やポジション取りもオークスでは理想的。
東京、新潟と直線の長いコースばかり走っており、コース適正も高い。
タイムも比較的優秀と評価している。
A評価。
 
・スウィープフィート 桜花賞では何度も進路を無くしたところから伸びて4着と着順以上に評価できる内容。
脚質的に後方からの脚を使うことが多く、前走同様一つの不利で着順が大きく変わってしまう点が最大の弱点と言える。
直線長く、コース幅も広い東京は合いそうだが、左回り初めて点もマイナス。
距離適性についてもマイルまでしか経験がない点が不安。
B評価。
 
・クイーンズウォーク 川田Jより桜花賞よりオークス向きと評されていた馬。
クイーンCもしっかり勝っており、父キズナもダービーを勝っており、東京競馬場は合うと思う。
ただ、2000以上の経験なしが気になるところ。
A+(☆)評価。
 
・ミアネーロ 前走はインを付いてしっかり勝ち切った。
完歩が大きく、ずぶいタイプに見える。
完歩の大きさを考えれば、直線の長い東京は合いそうに見えるが、今まで左回り経験がないのは不安点。
B評価。
 
・コガネノソラ スイートピーSは長くしっかり脚を使って差し切った。
東京巧者+左回り巧者。
ただレースレベルそのものは疑問視。
2着のニシノティアモは桜花賞11着のイフェイオンにも負けており、そこまで高いレベルではないと思う。
C評価。
 
・チェルビニア 桜花賞では直線で体を接触され、その後挟まれて進路をふさがれて13着と非常に厳しい競馬で脚を出す間もなく負けた。度外視。
前々走アルテミスSはサフィラを0.3秒、ライトバックとは0.6秒の差をつけて勝利。
ここで人気を落としてマークされないなら好走する可能性が非常に高い。
人気を落とすならオッズ妙味も考慮する。
S評価。
 
・タガノエルピーダ 朝日杯FSでは牡馬に混ざってジャンタルマンタル相手に3着と強い内容。
前々走チューリップ杯ではスウィープフィートに負けているが距離適性のさが出たと考えて度外視としたい。
3頭が前を行ってペースが速くなったところを追走して、実質逃げた形で長い脚で勝ち切った。
距離は長ければ長いほど良さそうでマイルより中長距離でしっかり先行するタイプと思う。
2400mの距離延長は合いそうだが、新馬勝ち以外では上がりの脚が足りておらず、相当な前残り馬場であっても、ここでは厳しいかも。
C評価。
 
・ライトバック 桜花賞では32.8の鬼脚を使って3着。勝ち負けの差はポジション取りの差でと思っていて、外を回った分、前を行ったステレンとアスコリに届かなかった。
問題は2点で、1点目は距離適性。マイルを中心に走っていた馬が2400mはどうか?
新馬戦の新潟1800mは非常に強い勝ち方であったが、一年近く前の話。
2点目は後方脚質である点。
最内などでふさがれてしまうと強力な武器である末脚が使えなくなってしまう。
中~外目の枠が欲しい。距離適性の差でスウィープフィートより上に評価。
B(+)評価。
 
・ラヴァンダ フローラSでは枠が良くポジションをスムーズに取れた。
最後の直線でも最内を通って押される不利がありながらも押し切って2着。
東京の長い直線も合う。
2000mしっかり走っており距離不安もない。
ただ、アドマイヤベルとの力付は済んでいるので一団評価を下げる。
B評価。
 
・サフィラ アルテミスS以降は負けが続いている。
不利などがない負けのため、評価に直結する部分だが気になる点は体重。
デビュー以降体を減らしており、前走は今回同様3か月あけていたが体重減。
これ以上減らしてしまうとさすがに厳しい。
調教後体重がどこまで増えているか、しっかり確認しないといけない部分。
クラシック最重要戦で極限の調整をしてくることは間違いないと思う。
この後の一つ一つの情報を精査する必要がありそう。
B(‐)評価。

賞金順 評価を掲示板以内を想定可能な馬を評価。

S+ ステレンボッシュ
S  チェルビニア、
A  アドマイヤベル、クイーンズウォーク(+)、
B  スウィープフィート、ミアネーロ、ライトバック(+)、ラヴァンダ、サフィラ(‐)
C  コガネノソラ、タガノエルピーダ
 
S+、S(2頭)⇒ S+、S、A(+)、A(4頭) ⇒ S+、S、A(+)、A、B(+)、B(8頭)
3連複フォーメーション



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