サウジアラビアRCちょこっと振り返り 毎日王冠に向けて

・2023.10.7 サウジアラビアRC結果

・馬券の結果
・パドック評価
・レース短評
・次走期待馬
・毎日王冠に向けて

・結果 馬券買わず

今回のレースは馬券は買わなかった。
理由としては、上三頭があまりにも飛びぬけており、3連単でも最低オッズ5倍程度と全くうまみがない。
「強い馬たちの真っ向勝負を楽しむ」という、競馬を始めたときの初心に立ち返ってレースを楽しんだ。
・最終印の理由
別途「京都大賞典・毎日王冠2023考察 サウジアラビアRCちょこっと見解」に記載。
https://note.com/brave_moose242/n/n28288e80f8ee

・パドック評価

◎2・7

△1・3
パドックでの評価結論:
コンバデカーブース、レーブジーニアスが良い。
2コンデバカーブースは非常に集中しており、前を歩くシュトラウスを追い抜くのではというほど前進気勢も強く、外目をしっかり歩けている。
1人引きで、厩務員さんの方を気にすることも、周りを気にしてわき見をすることもない。
力を十分に発揮できそう。
7レーブジーニアスの集中力も高く、後ろのマリンバンカーが暴れていても気にすることなく外目をしっかり歩けている。
1シュトラウスは2人引きで、思ったより「もっさり」と歩く印象だった。
仕上がり具合と他の馬と比較すれば評価は上げたいが…。
3ボンドガールもシュトラウス同様、集中できているかな?という印象。
少し内目を歩いていたのも微妙な点。
シュトラウス同様、他の馬と比べれば△評価としたが、シュトラウス共々もう一歩精神的な成長が欲しい。

・レース短評

 前提として、2歳のオープン馬に関しては今までの勝ち方が非常に大切に思う。
良血で早熟系の馬であれば、それなりに走れば勝ち切ってしまうことも多い。
特に馬に任せての逃げ切りだと、「力で押し切る競馬」しか経験がなく、その後勝ち切れなくなる可能性を秘めていると思う。
もちろん、最初から逃げ脚質と割り切って走るのはありだと思う。
短期免許の海外ジョッキーはその傾向が強く。
新馬戦短期免許ジョッキーは「勝つ競馬」はうまいが、将来性を考えた「教える競馬」ができているかというと疑問が残る。
 
 レース序盤はレーブジーニアルが先行する。
デビュー戦、未勝利戦を武豊J鞍上にて、先行~逃げ脚質の馬で、今回は横山和生Jでタイトルホルダーで「逃げ」が得意なジョッキーであることを考えると、ここまではレーブジーニアルの狙い通りだった。
※横山和生Jは乗り替わり、テン乗りの成績もよい。 
 人気馬3頭は控える形にもっていった。
最終直線の長い東京は中途半端な逃げは通用しない。
特に開幕週である今週は、最終直線でどこを走っても差し脚を伸ばせるし、今日のレースでも「差し」「追い込み」が決まっている。
 ただ、2歳の精神的幼さがここで出てしまった。
先行するレーブジーニアルを見たせいか、シュトラウス・ボンドガールがかかってしまった。
逆にコンバデカーブースはしっかりと落ち着いて、後方に控えて集団からつかず離れずの最後方に陣取る。
 
 第3コーナーを回るころは、各馬落ち着いて一団で進み、ペースも早すぎず遅すぎず。
ボンドガール、シュトラウスは少し後ろで控えていたが前にピンクバンカー、マイネルブリックス、ハッピーサプライズが前にいて、進出しにくい状況だった。
 最終コーナーを回り切るタイミングで、ピンクバンカー、マイネルブリックスが外に膨らんだため、ボンドガール、シュトラウス、ついでにコンデバカーブースの進路が大きく空く。
仕掛けたシュトラウスにレーブジーニアルが粘る。
 ペースが速くなり過ぎなかったことで、レーブジーニアルの脚もしっかり余っていたのだと思う。
200手前でシュトラウスが粘り続け、コンデバカーブースはしっかり貯めた足でぐんぐん伸びた。
 1馬身ほどリードしたコンデバカーブースで勝負あり。
2着争いは勝負根性を見せたボンドガールが抜けた。

・次走期待したい馬

コンデバカーブース 人気馬3頭の中で自在性のある競馬で力を示した。
地力ではボンドガールやシュトラウスに軍配が上がるかもしれないが、次のレースでも今回のようなパドックでの集中力を見せれるなら、今後も十分に期待できる。
レーブジーニアル 武豊、横山和生の手でしっかりとした成長曲線を描いている。
差しが強い今回の馬場で、逃げて4着、圧倒的3頭に対して力を示した。
シュトラウスに抜かれかけてから、再度差し返し、最後は負けてしまったが勝負根性も素晴らしい。
ボンドガール 負けて強の内容。勝負根性もよかった。
かかってしまった点が気性の幼さを見せた。
このレースで控える競馬を覚えれば…
シュトラウス デビュー戦でも、かかっており気性が心配。
むしろ、控えるより行ってしまった方が良かったのかもしれない。
先々を考えれば、控え方も覚えなければいけないため、今後に注目が必要だが、実力は一級品で間違いないと思う。

・毎日王冠に向けて

開幕週の東京、非常に芝の状態もよく、土曜日の芝レースは「差し」「追い込み」決着。
比較的内枠が有利だが、差は少ない。
逃げは決まらないが、先行~差しくらいの競馬をした馬が良い結果を出している印象。
天気予報は雨だが、水はけを考えれば、稍重位に収まると思う。
外目の戸崎で、稍重出の実績のある、ソングラインには重たい印を打ちたい。
ついでは、実績からシュネルマイスターだが、良馬場で勝負したいところだろうから、馬場の変化には要注意。
2頭を軸にしつつ、ひもで広げるのが手堅いと思う。
予定
◎10 ソングライン
〇1 シュネルマイスター
▲2 エエヤン、 ▲12デュガ
△4.6.8.11

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