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Winning Post 9 2022 ノーザンテースト 系統確立

史実のノーザンテーストについて

アメリカ生まれで社台ファームの吉田照哉氏に購入され、フランスで競走馬として過ごした後日本に輸入されました。当時ノーザンダンサーの産駒が目覚ましい活躍をしておりその経緯から競走馬としてだけではなく、将来的には種牡馬入りを見込んで購入されました。価格は10ドルで当時のドル円レートは1ドル=301円(2022年10月現在1ドル=150円)だったので3010万円ほどですが、1971年当時日本国内でのセリの最高落札額はテスコボーイ産駒のランドギフトで価格は5000万円ですので、結構期待されていたと思います。ちなみにノーザンテーストの名前は吉田照哉氏が帰国がお寿司を食べたいと話したことからの連想です。なお、競走馬としては小柄でイヌやヤギといわれるレベルだったそうです。
競走馬時代は20戦5勝の成績で主な勝ち鞍はフォレ賞(G1)があり、73万フラン(1フラン=80円なので5600万程度)を稼ぎ、現役引退後は日本で種牡馬生活を送ります。日本で当時リーディングサイアー獲得していたテスコボーイからリーディングサイアーを奪うと、その後10度リーディングサイアー獲得するなど産駒が活躍するだけではなくブルードメアサイアーとして母父としても血統表に名を刻みました。長寿としても有名で33歳という大往生を遂げ2004年に永眠しました。後継としてはメジロアルダンとメジロライアンが頑張っていましたが、日本では断絶し中国のウイグルで細々としかつながっていない系統です。
ウマ娘の理事長のモデルとして有名になっています。猫好き・大きな額の流星が特徴で「日本競馬の父」と言われたことが理事長として採用された要員でしょうか?

Winning Postでのノーザンテーストについて

3代前の親系統はニアーティック、ネイティブダンサー、テディ、ハイペリオンです。この時代ではやや相手を選びますがのちの時代ではノーザンダンサー以外の主流血統と相性がいいです。母父として利用する場合は親系統がノーザンダンサーになるので注意しましょう。
ノーザンテースト自身は系統特性なしです。因子は瞬発力と勝負根性なので、決め手に困らない子が生まれそうです。

確立方法について

確立難易度:易 史実馬のみで足ります。
引継ぎデータ:あればいいですが、購入する馬のお守りや資金を集められるのであれば不要です。
確立年:1988年 早すぎるので1989年or1991年あたりがほかの系統確立を邪魔せずスムーズだと思います。
確立条件:日本5%
確立リミット:1990年 90年代も種牡馬現役であることが多いですが、83年までに決着させることをおすすめします。

具体的な確立手法について

所有馬

アンバーシャダイ
 主な勝ち鞍:春古馬3冠
晩成であることと1983年末までに引退しないとレインボーアンバーなどがロストするので、コマンドで成長を促すことおすすめします。一度勝ち始めると日本国内ではほぼ無双できます。レインボーアンバーやメジロライアンを系統確立に利用することも可能ですし、後継種牡馬としても利用できます。

ギャロップダイナ
 主な勝ち鞍:春秋ダート制覇
こちらも晩成成長です。1976年末引退しないとツルマルエースがロストします。アッと驚くギャロップダイナで有名で天皇賞(秋)を制覇しています。私は今回ダート〇を利用して、4歳からダート路線を使いました。この時代ではダートで怖いのは地方時代のイナリワンや地方のカウンテスアップ・トウケイニセイあたりです。

ダイナガリバー
 主な勝ち鞍:牡馬3冠
こちらは王道路線を使いました。4歳秋には衰えたので使うレースを絞ったほうがいいかもしれません。種牡馬としてはナリタタイセイやファイトガリバーの父です。

レジェンドテイオー
 主な勝ち鞍:目黒記念
この馬はかなり使いづらいです。逃げ馬で高速逃げの特性待ちですが勝負根性も瞬発力低いので、調教方針で伸ばしたほうがいいです。また、同世代は中長距離はシンボリルドルフ・マイル路線はニホンピロウイナーがいるためかなりきついです。ローカルで成長させ、豪州遠征で種付け料を伸ばすほうがいいかもしれません。
また、史実馬がいないため所有推奨です。

ノーザンテースト産駒は3度変わるといわれるほどの成長力があるため、策は成長が晩成や競争寿命の長い馬がおおいです。
現在ではオルフェーヴルにその成長力が受け継がれています。

系統確立時の種付け料

グンカンとオリーブナイナーズ架空馬です。
架空馬でも種牡馬入りできるくらい優秀です。

1988年末確立 日本5.7%
9頭 種付け料合計:10,090万円
ノーザンテースト 2650万円
 └ギャロップダイナ 1500万円
 └ダイナガリバー 1250万円
 └アンバーシャダイ 1000万円
 └レジェンドテイオー 350万円
 └ダイナーサンキュー 50万円
 └アスワン 50万円
 └架空馬2頭 合計 700万円

画像ではスルーオーダイナを所有していますが、系統確立しそうだったので引退させたのですが、欧州所属のままだったので影響なしです。
これは早すぎたのでスルーオーダイナやメジロライアン、ダイナレター、ダイナサンキューを利用すれば架空馬なしでも十分いけますし、同時並行で確立してる馬との調整もしやすいと思います。また、スルーオーダイナですが、欧州所属で超長距離路線で活躍させてから日本へ戻せば種付け料に貢献できます。また、引退しているファイブダンサーをPrivate種牡馬として保護するのもありです。牝馬を活躍させれば、楽になる場合もあります。例えばダイナカールは競争馬として結構優秀ですし、繫殖牝馬としエアグルーヴなどを輩出しています。それいがいにも優秀な牝馬が多いので繫殖牝馬目的で所有してもよいかもしれません。

後継種牡馬について

史実では途絶えた血統ですが、後継種牡馬候補は結構います。アンバーシャダイやダイナガリバーは能力もありますし仔出しもよいです。また、メジロライアンからメジロブライトにつながるラインがあるのでそちらを活用する手段があります。どちらにしろ1995年ころには零細血統になるので、配合にうまく活用しましょう。

あとがき

ノーザンテーストはサンデーサイレンスとの相性がなぜか悪くG1を勝ったのは2012年のレイボーダリアまで待たないといけませんでした。大舞台では弱いとか、底力がないとか言われていました。
次回はロベルトorヘイローかアリダーあたりを書こうかなと思います。
WinningPostだけでなく、ダビスタの配信もやっているので配信にも来ていただければと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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