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Winning Post 10 ダンシングブレーヴ 系統確立

史実の ダンシングブレーヴ について

父:Lyphard
母:Navajo Princess(母父:Drone)

米国生まれ・イギリスで調教を受け欧州競馬の重い芝をものともせず爆発的な末脚を武器に活躍した名馬です。
2歳シーズンはデビュー戦を含む2戦2勝
3歳シーズンはクレーヴンS(英・GⅢ・芝1600M)を初戦に選択して重賞初勝利 その後は、クラシックレースへ挑戦します。イギリス2000ギニー(英・GⅠ・芝1600M)では後のスピード系種牡馬として活躍するグリーンデザートを相手に快勝します。
イギリスダービー(英・GⅠ・芝2400M)では、最大12馬身離れた位置から追い込み半馬身まで迫ります。(一方で鞍上はかなり叩かれた模様)
そこからGⅠ2勝を含む3戦3勝で、凱旋門賞(仏・GⅠ・芝2400M)へ挑みます。シャーラスタニやトリプティクなどの超がつくほどの豪華メンバーを相手に快勝し、141ポンドのレーティングが与えられます。(2013年に3ポイント引き下げられています。)
現役最終戦は、米国のBCターフに遠征しますが4着に敗れて引退します。

種牡馬入り後初年の1987年秋に奇病:マリー病に感染します。(馬の感染はかなり珍しい) 一時は生命の危機に陥りますが、懸命な治療で一命をとりとめます。ただし後遺症は残り、受胎率も低下します。そこに初年度産駒が走らなかったこともあり、シンジケート側は売却を検討します。そこにJRAが手を挙げて日本への来日が実現します。(さすがに日本側でもすぐに死んだらどうするんだ派と こんな名馬購入できる機会ない派と真っ二つに分かれたそうです。)
輸入後は、日本軽種馬協会へ寄贈されます。(日本軽種馬協会は血の飽和を防ぐために、現在でもバゴやアニマルキングダム・クリエイターなどを導入しています。)
産駒の活躍としては、欧州に残した産駒からコマンダーインチーフ・ホワイトマズル・チェロキーローズらを出します。日本の生産馬からは、エリモシック・キョウエイマーチ・キングヘイロー・ジョウテンブレーヴらを出します。日本に来てからは、年最大50頭程度に種付け頭数を絞っていますが、1997年には種牡馬リーディングで5位になります。(この時代になるとトップサイアーは200頭を超える産駒がいます。)
母父としては、欧州ではロベルティコ(ドイツダービー馬)・ビートホロー(パリ大賞典馬)・メイショウサムソン(日本ダービー馬)を輩出しています。
1999年に体調が急激に変化し、亡くなりました。

Winning Post 10 における ダンシングブレーヴ

2代前の親系統は、ノーザンダンサー・フェアウェイ・ターントゥ・フェアウェイで、フェアウェイの被りがあります。
ノーザンダンサーについては、父:リファールが親系統に昇格させることもできます。フェアウェイはマイナー血統ですし、次世代の血脈活性配合には影響はありません。
種牡馬因子は、リファール・ノーザンダンサー・ニアークティック・サーゲイロードが確定で所持しています。
能力因子は、スピードと瞬発力です。
系統特性は、父から無系統を継承します。

系統確立の条件について

スタートシナリオ:1973年
引継ぎデータ:なし
DLC:不要
難易度:中
 史実産駒のみでも大丈夫ですが、
 通常プレイでは2000年に引退となり介入できる期間がやや短めです
確立年:2002年
確立条件:日本5% or 欧州5% or 世界2%
 欧州にも産駒はいますが、ほとんどが日本へ輸入されるため
 日本5%が最も介入が少なくなります
確立リミット:2011年
 通常プレイでは、2000年に引退します
 28歳での引退は、2011年です

孫世代まで利用できれば、牡馬が非常に多く
自家生産なしで確立可能です

具体的な確立方法について

今回自家生産していないため、所有した史実馬の解説に移ります。

所有史実馬

・ダンシングブレーヴ(1983年生まれ)
 生涯戦績:8戦8勝 主な勝ち鞍:フランス三冠
・ストームバード(1990年生まれ)
 生涯戦績:11戦9勝 主な勝ち鞍:フランスダービー
・テイエムトップダン(1994年生まれ)
 生涯戦績:18戦11勝 主な勝ち鞍:マイラーズカップ
・レオリュウホウ(1995年生まれ)
 生涯戦績:25戦10勝 主な勝ち鞍:オールカマー
・キングヘイロー(1995年生まれ)
 生涯戦績:26戦11勝 主な勝ち鞍:マイルCS
・スエヒロコマンダー(1995年生まれ)
 生涯戦績:11戦9勝 主な勝ち鞍:毎日王冠
・クリールサイクロン(1995年生まれ)
 生涯戦績:12戦4勝 主な勝ち鞍:デイリー杯2歳S
・ラスカルスズカ(1996年生まれ)
 生涯戦績:23戦11勝 主な勝ち鞍:メルボルンC
・タマモヒビキ(1996年生まれ)
 生涯戦績:28戦9勝 主な勝ち鞍:中日新聞杯
・トップコマンダー(1997年生まれ)
 生涯戦績:25戦10勝 主な勝ち鞍:カンタラS

ダンシングブレーヴは、通常プレイ時の種牡馬引退となる2000年までに系統確立できるかわからなかったのと能力が高く競争馬として期待できるため所有しました。2001年以降の確立になる場合はPrivate種牡馬として購入する手段もあります。
今回キーになった馬は、ラスカルスズカとトップコマンダーです。
史実のラスカルスズカは、重賞未勝利で主な勝ち鞍は日高特別(900万下・現:2勝クラス)です。そのため、名馬列伝が作成されていません。ただ、重賞では勝利を挙げることはできませんでしたが、天皇賞(春)をはじめ複数好走歴があります。また、サイレンススズカの半弟という良血馬でもあります。海外の長距離重賞を中心に勝利を挙げ高額種牡馬入りしてくれました。
トップコマンダーは、早熟鍋底成長を活かして活躍が見込めます。今回は、古馬になってから豪州GⅠを使いました。早熟なので相手次第ですが2歳GⅠやNHKマイルカップを取れれば高額種牡馬入りの芽があると思います。
また、キングヘイローは銅札のわりに能力が高いですが、ライバルが強いため、クラシック路線には進まずNHKマイルカップ→海外の手薄なレースを走らせるほうが無難です。

系統確立時の種付け料

2002年 系統確立条件:世界2%・欧州5%
種牡馬合計:11頭 種付け料合計:9,800万円

ダンシングブレーヴ 1,900万円 ※所有
 └コマンダーインチーフ 1,650万円 ※所有
  └ラスカルスズカ 1,100万円 ※所有
  └スエヒロコマンダー 250万円 ※所有
  └クリールサイクロン 250万円 ※所有
 └ジョウテンブレーヴ 1,500万円 ※所有
 └キングヘイロー 1,150万円 ※所有
 └ダンシングサーパス 750万円 ※所有
 └ホワイトマズル 450万円
 └テイエムトップダン 450万円 ※所有
 └レオリュウホウ 350万円 ※所有

今回は2000年以前の系統確立が難しそうだったため、競走馬からダンシングブレーヴを所有し欧州で繋養しました。
また、孫世代の競走馬はラスカルスズカ・スエヒロコマンダー・クリールサイクロンです。ほかには、ホワイトマズル産駒のイングランディーレ・コマンダーインチーフ産駒のレギュラーメンバーやマイネルコンバット・キングヘイロー産駒のローレルゲレイロなど優秀な競走馬が多くいます。

2002年_リファール系血統支配率
2003年_ダンシングブレーヴ系血統支配率
2002年_ダンシングブレーヴ始祖支配率

後継種牡馬について

後継種牡馬は、コマンダーインチーフ・ホワイトマズルの2頭が比較的楽に系統確立できます。そうすればリファールやダンシングブレーヴの親系統昇格を目指せます。ノーザンダンサーから脱却できれば、配合の幅が広がります。
また、キングヘイローも後継種牡馬として利用できます。近年では母父:キングヘイローの馬の活躍が非常に目立ちます。主な活躍馬としては、ピクシーナイト(2021年・スプリンターズステークス)やイクイノックス(2022年・天皇賞(秋))らがいます。ヘイローやリファールのクロスが入りやすく、比較的安い値段で良血の血をいれることがよいでしょうか?
父としてはやや活躍馬が足りないので、自家生産しないと確立しません。

ディープボンド企画の経過

ネヴァーベンド 1980年 完了
ニジンスキー 1981年 完了
ダマスカス 1983年 完了
ソードダンサー 1983年 完了
リファール 1987年 完了
ロベルト 1989年 完了
アリダー 1991年 完了
マルゼンスキー 1993年 完了
ヘイロー 1993年 完了
カーリアン 1994年 完了
リヴァーマン 1994年 完了
リアルシャダイ 1995年 完了
ストームバード 1996年 完了
アルザオ 1997年 完了
サンデーサイレンス 2000年 完了
ストームキャット 2001年 完了
カコイーシーズ 2001年 完了
ダンシングブレーヴ 2002年 完了 New!

ブライアンズタイム 2003年
ダンスインザダーク 2006年
アグネスタキオン 2013年
キングマンボ 2008年
コマンダーインチーフ 2009年
キングカメハメハ 2017年
キングヘイロー 2017年頃?
キズナ 2020年頃?

今回確立したのは、ファピアノとダンシングブレーヴです。
ファピアノは、解説するほどの介入は不要の場合もあるのですが、今回血統支配率が少し足りず多少介入したので次回解説します。
ダンシングブレーヴが系統確立したことにより、アルザオと合わせてリファール系が親系統に昇格しました。ノーザンダンサーから脱却できるので、血脈活性配合にプラスの影響があります。

あとがき

9月に入り夏競馬が終わりとなりました。スプリンターズステークスから秋競馬が本格化します。今年は関西遠征や現地観戦を増やしたり、馬券配信出来ればなと思っています。

ニコニコ動画で、競馬の配信を中心にやっているので遊びに来ていただければ幸いです。(最近は土日にテイルズオブヴェスペリアをやっています。)

最後までご覧いただきありがとうございました。

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