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エイジングケア美容液の選び方!肌の悩み別タイプも紹介

30歳を過ぎたあたりから気になり始めるシワやシミ、たるみ。加齢に伴う老化は誰もが平等に起こる現象であり、年々肌の悩みが大きくなっている方も多いのではないでしょうか?

しかし、日々のスキンケアで、老化の進行を遅らせることは十分可能です。

そこで本記事では、いつまでも若々しい美肌を保つために重要なエイジング美容液の選び方を紹介していきます。

エイジングケア美容液とは?


エイジング」とは加齢や老化の事。エイジングケア美容液は、肌の老化対策のための美容液です。

年齢とともにでるエイジングサインは、目元やおでこのシワ、シミ、フェイスラインのたるみ
などがあります。

これらの肌トラブルは加齢により、肌の水分量・皮脂分泌の低下、紫外線ダメージ、加齢によるコラーゲン、エラスチンの減少が主な原因です。

そのため、水分量を補うタイプのものやコラーゲン生成を育むエイジングケア美容液が多いのが特徴です。

エイジングケア美容液のタイプ

エイジングケアの美容液は、各メーカー様々なタイプのものがあります。

液体タイプのものからクリームタイプのもの、洗い流さないパックなど、使い方も使うタイミングも様々です。

ここでは、代表的なエイジング美容液のタイプを3つ紹介していきます。

クリームタイプ

クリームタイプの美容液は保湿効果が高いのが特徴です。

夜寝る前に塗るものや、目元やほうれい線などのポイントに使うものなど、様々なタイプがあります。

クリームの役割は、肌に油分を与える効果と、化粧水などの潤いの蒸発を防ぐ効果が特徴的。先に肌に馴染ませた美容液とエイジングケアクリームの相乗効果によって、更に浸透率を高くなる効果が期待できます。

ローションタイプ


ローションタイプの美容液は、洗顔後すぐにつけるものや、化粧水の後に塗るものが一般的ローションタイプです。

サラッとしたテクスチャーのものからしっとりしたものまで、様々なタイプがあります。肌の状態や今使っているスキンケアの状態に合わせて選んでいきましょう。

オイルタイプ

オイルタイプの美容液は、スキンケアの1番最初に使うことで、化粧水の浸透率を上げるブースター効果を得られます。

化粧水の後に塗る場合、化粧水のうるおい成分にしっかり蓋が出来るので、肌馴染みがよくなります。

スキンケアの最後に塗る場合は、肌の表面に薄い膜がはられ、肌の奥に浸透させた美容成分の蒸発を防げるのがポイントです。

オイル美容液はマッサージに使えるものもあり、老廃物が除去されて血流の流れが良くなるなど、スキンケアの効果が底上げされます。

エイジングケア美容液の選び方 

エイジングケア美容液を選ぶポイントは、まずは自分の肌を知ることが大切です。

鏡で顔を見た時に何が気になりますか?老けて見える要因は何だと思いますか?

その要因を改善したり予防をしたりするのがエイジングケア美容液ですが、闇雲に選んでいては悩みにアプローチは出来ません。

肌の悩みに合わせて適切な美容液を選んでいきましょう。

肌の悩みにあわせて選ぶ

肌の悩みは人それぞれ。老け顔に見える主な原因は「シワ」「シミ」「くすみ」が挙げられます。

それぞれの悩みに特化した美容液を使う事で、肌は見違えるほど変化します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

シワ対策

シワの主な原因は、乾燥や紫外線、加齢、皮脂分泌や肌の水分量の低下などが挙げられます。

シワを防ぐには保湿が大切で、コラーゲンの生成を促す成分やターンオーバーの促進、紫外線対策が有効とされています。

シワ対策向けの美容液としては、コラーゲンを増やすビタミンC誘導体などの成分や、肌細胞のターンオーバーを促すレチノール、紫外線吸収剤などが含まれた美容液がおすすめです。

しっかりと保湿しながら、肌の悩みに合わせた成分を含んだ美容液を選ぶことが、シワ対策には大切です。

シミ対策

シミ対策に有効な美容成分として一番ポピュラーなのは、以下のタイプが挙げられます。

・ビタミンC誘導体
⇨メラニンの還元を促したり、シミの色を薄くする働き

・プラセンタ
⇨メラニンの生成を抑える働き

・チロシナーゼ配合
⇨メラノサイトの活性を抑える働き

30代になると少しずつ肌の新陳代謝が遅くなります。
本来紫外線を浴びた場合、肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって、シミの原因のメラニンは排出されるのが通常です。しかし、加齢によって新陳代謝が遅くなることでメラニンが排出されにくくなり、肌に残りシミの原因になります。

そのため、定期的にピーリング美容液を使い、古い角質を取り除いて、肌の新陳代謝を整えることが大切です。古い角質は肌に残ると肌の新陳代謝の低化だけでなく、乾燥トラブルも引き起こします。

更に、女性ホルモンにはメラニンを生成する、メラノサイトを活性化する働きがあります。妊娠、出産の時期にはメラニンが過剰に生成され、シミが濃くなったり増えたりします。産後ホルモンバランスが元の状態に戻るとメラノサイトの活性も落ち着きますが、シミの元はできているので注意が必要になります。

妊娠中は急激なホルモンバランスの変化でお肌も体も敏感になっている時期なので、低刺激な美白美容液を使うようにしましょう。

くすみ対策



くすみ対策に有効な美容液は以下のタイプが挙げられます。

・AHA
⇨アルファヒドロキシ酸の略称。主にピーリング剤に含まれる成分で、古い角質を取り除き肌のターンオーバー促進作用が期待できる。

・プラセンタ
⇨シミやメラニンの生成を抑える働き

・チロシナーゼ
⇨メラノサイトの活性を抑える働き

・フラーレン
⇨ビタミンCの125倍の抗酸化作用、活性酸素の除去に加えメラニンの産生を抑制する。

くすみの原因は、加齢によりターンオーバーが乱れ、不要な角質が肌に溜まり、透明感が失われ、くすみに繋がります。更に、古い角質が溜まると毛穴の出口を塞ぎ、スキンケアの浸透率が下がります。

また、くすみは加齢、食生活、冷えなどが原因でも起きます。

くすみ対策の美容成分もシミ対策と同様、メラニンの生成を抑えるビタミンC誘導体やプラセンタ、チロシナーゼなどが代表的。また、肌のトーンアップも期待できるビタミンCやフラーレン、ターンオーバー促進をするAHAも有効です。

ただし、美容液だけに頼っていても根本解決にはならないので、適度な運動と食生活の見直しも合わせて行うようにしましょう。

洗顔するたびに使いたい人

洗顔後すぐに美容液を使いたい人は、オイルタイプの美容液がおすすめです。洗顔後のお肌はいらない汚れがなくなり、乾きやすい状態でもあるので。すぐに保湿をする必要があります。

乾燥はたるみや小じわの原因に繋がるので、しっかりケアをする事が重要です!

夜だけ使いたい人

夜に使いたい場合は、クリームタイプがおすすめです。

「睡眠美容」と言う言葉がある通り、睡眠時間は肌の修復の時間です。

そこにエイジングクリームが加わる事で、美肌へと導くリラックス効果とエイジング効果が生まれます。

気になる箇所に部分的に使いたい人

気になる箇所に部分的に使いたい人は、ピンポイントで使えるタイプの商品を選びましょう。

例えば、目元が気になる方はアイクリームが向いています。

また、ほうれい線やオデコのシワなどが気になる場合は、気になる箇所に美容液を重ねて塗る事もオススメです。

敏感肌の人は肌に低刺激タイプがおすすめ

敏感肌の人は、セラミド配合美容液がオススメです。セラミドは肌の水分を蒸発しないように、保護して刺激から守り、更にバリア機能を高める働きがあります。

敏感肌は肌のバリア機能が弱まり、外的刺激を受けやすい状況になっています。バリア機能が弱まると化粧品の成分やチリ、ほこり、花粉などに反応して、炎症を起こしやすくなります。肌のバリア機能を高めるためにはセラミドは必須成分と言えるでしょう。

オールインワンタイプもチェック

忙しい方には、オールインワンタイプの美容液もオススメです。

1本で美容液、化粧水、乳液の役割を果たす、時短エイジングアイテムとして優秀なアイテムなオールインワン。

ただし、美容の効果としては、他のタイプのものと比べて低めなのがデメリットです。複数のスキンケアの効果を1つにまとめているので、1つ1つの成分の濃度は薄くなりやすく効果は低めです。

更に水分と油分が一体になっている分、浸透するのに時間がかかるので、どうしても時間がない時に使う事を推奨します。

自分にぴったりのエイジングケア美容液を見つけよう

エイジング美容液と言っても様々なタイプの美容液があります。ご自身の肌を見極めて、自分の肌悩みが改善できる最適な美容液を見つけていきましょう。


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