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今週の投資関連注目記事(6月第3週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて無責任な視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。



・訪日客の外食 二重価格でも「安すぎる」
居酒屋チェーンのワタミが、今後国内は訪日客向けの需要が見込める場所にしか出店しない方針を打ち出すなど、外食産業は訪日客シフトを強める傾向。日本在住者と訪日客で価格が違う「二重価格」を導入する店も目立つ。
6.14 日本経済新聞

店側は「導入する店舗は訪日客向けに外国語表記のメニューを導入するなど対応分の追加コストが発生しているため道理はある」などと主張しているとのこと。確かに。


・世界の海運株 軸並み急落
世界の海運株が大きく下落。売りのきっかけは、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡る新たな停戦案の浮上。輸送供給網の逼迫解消で運賃が落ち込むとの観測だが、中東情勢の先行きは不透明で、売りが続くかは見通しにくい。
6.13 日本経済新聞

海運会社は最近儲けすぎで、利益を貯め込んでいるはず。
これ以上の株価上昇よりも、中東情勢が安定化することを望みたい。


・三菱ケミカルG、半導体材料工場
三菱ケミカルグループが半導体材料の新工場を福岡県北九州市に新設すると発表。回路を形成する際に使われる感光材向け樹脂で、既存拠点と合わせて生産能力を2倍に増やすほか、最先端の半導体向けも初めて量産する。
6.13 日本経済新聞

AIの進展などで半導体の市場規模はますます拡大しそうだし、半導体素材は多くの日本企業が圧倒的な世界シェアを押さえている分野だけに、今後も工場の建設ラッシュが続くのだろうか。

・マンション工期、3割長く
首都圏の大規模物件の工期は平均2年半と、10年で3割延びた。建設だけでなく、設備でも人手不足が深刻な状況。建築コストの増加で、新築価格は過去最高となった。工期はさらに長くなる可能性も高いとのこと。
6.12 日本経済新聞

販売価格の上昇が需要を押し下げる懸念もでているようだし、金利の上昇でマーケット心理が一気に反転することもあるのだろうか。


・ビーウィズ、運転手の電話代行
ビーウィズが物流会社の運転手の電話対応をコールセンターで代行するサービスを始める。スマートフォンの専用アプリを活用して、配達先の顧客とのやり取りの内容を共有し、運転手が配送業務に集中できるようにする。
6.12 日本経済新聞

配送業務に限らず、電話対応がなくなれば生産性の効率改善が期待できる場面は色々とありそう。

・自社株買い、年間最高迫る
上場企業の自社株買いが急増している。1~5月に設定された取得枠は前年同期比6割増の約9兆円と過去最高となり、年間で過去最高だった2023年の約9兆6000億円に迫り、24年は3年連続過去最高となる公算が大きい。
6.12 日本経済新聞

自社株買いは最も安易な株価下支え策だと思う。
PBR(株価純資産倍率)の上昇につながりやすいので、東京証券取引所の資本効率改善への対策としては有効なのだろうけど・・・






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