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今日は骨と筋肉の日だそうで

子どもの頃、成長痛と言われた足首と膝の痛みから始まり、
徐々に股関節周り、腰痛、背筋痛、胸骨辺りの痛みへと進み、
首が回らなくなる事がちょくちょくある。
肩甲骨辺りが痛くて、泣きたくなる時もある。

でも、骨には異常がないのだ。

母が亡くなる前には、
胸の骨が痛くて眠れない日もあった。
ペットボトルの飲み物を飲もうとして、
痛くて上を向けなくなった。

当時、母がお世話になっていた病院の理学療法士さんが
私の話を聞きながら腕のツボを押してくれた。

整形外科に行くとレントゲン写真を見た先生が
平均より首が長いね、と言って

「痛み止めの注射、打っとく?」

と言う。

「え?どこに打つんですか?」

と私。

「肩の、この辺だね。」

医者は私の肩を指差した。

「いや…注射はいいです。」

あれから20年以上経つ。
今は近所のアットホームな接骨院に時々お世話になっている。
朝起きた時など、寝違えたのか首が動かなくなったり、
突然股関節周りに痛みが出たりする。

その度に先生から、筋肉がガチガチだと言われてしまう。
この筋肉の凝りの原因は、おそらく精神的なものがほとんどではないか?

院長は、私の姿勢が『良すぎる』と言う。
良い姿勢を保とうとして、力が入っている。
もっと楽な姿勢で良い、と言われている。

力を抜けないのが。私の問題らしい。

そしてこの背筋痛や首痛は、
旅行に行くと、ほとんど消える。

飛行機に乗って現地に着いた頃は、痛みを忘れている。
そして、帰りの飛行機が着陸すると同時に、
『あ、背中痛い』
となるのだ。
この時は自分でも笑うしかなかった。

痛みとなんとか付き合いながらの毎日だ。

それでも、もっと痛い状態で過ごしている人たちがいるのだ。
だから、自分の痛みなんてたいした事がないはずだ、と言い聞かせている。
なのに、こうして痛みについて書いてしまう。

10月8日は『骨と筋肉の日』

と知り、書き留めてみた。

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