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稀に見る厚顔無恥な対談 「派閥とカネ」 本音で語る 文藝春秋24年3月号

人間はどこまで罪に不感になれるのか。最近の政治家を見ているとそう思わざる得ない。そんな政治家の筆頭が萩生田光一氏(2728)なのかもしれない。開き直りという言葉があるが、開き直ってくれるくらいの方がまだ救いがある。彼は開き直る必要すらない。なぜなら、彼にはそもそも何ら恥じるところがないのである。これには恐れ入った。


萩生田 この間、検察の情報リークがあったのか分かりませんが、様々なほうどうがなされました。年末年始もこれだけ批判されてお詫びをしてきたという点では、一定の社会的制裁を受けたと思います。立件されなかったのに、検察が期待値を上げたことで「この人たちは悪いのに助かった」みたいに思われるのは、すごく理不尽な話です。

悪党に悪事の自覚なし。政治は金がかかるのだから、いくらネコババしても足りないようだ。一体何にお金がかかるのか?例えばこうである。

萩生田
会いたいと言われて会食の機会を設ければ、随行の人たちの分まで含めると、一回で数十万円かかります。我々も海外に行けばご馳走になることもありますから、こちらに来たときには支払わなければいけないんです。

政治には金がかかる。その中身は外国からの訪ねて来た人に見栄をはるためのようだ。普通だったら恥ずかしくて言えないが、そもそも恥という概念がないのだから仕方がない。これが一応政権与党の有力議員の実情なのである。ただし、ご本人曰く、何も知らないのだそうだ。

(質問)なぜキックバック中止が撤回されたのか?
萩生田 今は5人衆の一人として全面に出ていますが、派閥の役員である常任幹事になったのは昨年8月です。それ以前の話し合いには一度も参加したことがないし、まったく分かりません。

いい加減にしてくれ、お願いだからさっさと辞めてくれ。

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