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え?グラタンにアワビ入っていない!

鼻につきますね〜。
けれど、何の悪意もなく私が呟いた言葉です。

子供の頃、母が作ってくれるグラタンにはアワビがたーんと入っていました。
グラタンと言いつつ、おしゃれで料理上手な母は(貝のコキール)を作ってくれていたのです。
なのでグラタンにはアワビが入っていて当たり前。アワビが入っていないのはグラタンにあらず。

大学生になって初めてアワビが入っていないグラタンを食べて「え?アワビが入ってない」と呟きつつ(都会って怖い)と思いました。

こんなグラタンを出すなんて、ボッタクリの店に違いない。普通の店に見えるのに、都会は怖い。

我が家だけでなく、街のほとんどで他の地域と違っていたのは鍋焼きうどんと中華スープ。

鍋焼きうどんにはイクラが入っています。煮えたイクラなんて気持ちが悪いと思うかもしれませんが…。
美味しいよ〜。
食いしん坊のチャレンジャーは今年の冬にやってみてください。生いくらを醤油漬けしたもの(塩いくらは使いません)をうどんやソバに入れると絶品!あまり火を通し過ぎず、少しだけ色が変わったぐらいが食べ頃。

最後は中華スープ。
全てのお店がそうだったのかは不明ですが、炒飯などに付いてくる中華スープ。
一般的にはご飯茶碗ぐらいの大きさの器にスープ、ネギ時々ワカメですかね。

我が街では、ラーメンの器に野菜がたっぷり入ったスープでした。

グラタンの時はあまりに驚いて(ボッタクリ)と思ったけど、鍋焼きうどんとスープの時は(こんな酷い節約をするのはよっぽど流行っていない店なんだ)と思いました。

どちらも昔の話なので、今でも鍋焼きうどんや中華スープがあのスタイルかわからないけど、忘れられない思い出の味です。

おまけ
お赤飯は甘いのが普通。
今でも甘くないお赤飯は食べられません。


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