テレワークの憂鬱〜妻側の気持ち〜

今日から夫は日曜日まで(新幹線で行くほどの距離)実家へ帰省中だ(親戚の不幸により)

心の中で『ワーイ!!♪』と叫ぶ自分がいる

小学生の一人娘はいるが、そのワガママと夫の威厳(威圧感)を比べるとしたなら、娘のワガママなどまだ可愛いものだ

3年ほど前から始まった、コロナ下での『テレワーク』

夫たち会社員にとっては、地獄から天国のような環境へと変わったに違いない
毎朝の通勤ラッシュ、終電ギリギリの帰宅
そんな生活から解放されたのだから

そして『専業主婦』の女性達にとっては、、、
天国から奈落の底へ、突き落とされたような気持ちになった方が多いに違いない(これを機に離婚寸前までいく人もいる)

これまで『城』のように過ごしていた『自宅』が、朝から晩までほぼ一日中、夫との『共用スペース』となってしまった

というか、仕事中は明らかに夫がリビングのソファにてPCを開き、仕事兼テレビのリモコンを占領し、録画していたビデオの見放題で、私のくつろぐ余地はない

私はというと、普段から猫のように使えない主婦である為に、家事などは期待されていないので、そこまで夫の存在にビビっている訳ではないのだが

何となく隣でソファに横になるのも気が重く、他の部屋に非難したとしても、狭いアパートの別室では夫のテレワーク中の声がダダ漏れてきて

正直、毎度朝から『気分が下がってしまう』

夫が休み明け、会社に出勤するような『けだるい気持ち』が妻にも伝染してしまうのだ

主婦にとって『午前中』の子供が学校などに行っている時間はとても貴重なのだ

『1人時間』というのは誰にとっても、持つべきモノでもある

そしてそれは『自宅』『我が家』でたった1人で『のんびり過ごすこと』

それがここ数年、月に4回ほどに減り、あるかないかに変わってしまった

結局、私の方で1人になる為には『外に出るのが正解』と判断し、たいてい午前中は外出してしまう

しょうがない。自分の『お城』が『共用スペース化』してしまったのだから、私には1人きりで過ごせる居場所がない

私は人混みが苦手で、人がいない場所を探すのだが、平日のイオンやスーパーマーケットはたいてい人混みとなっている

だからといって、近くの河川敷の自然豊かな場所もたくさんのお暇なおじ様達が、朝から優雅に散歩をしている

明らかに女性は少なく(昼間から歩いてる人はいない)
かなり気まずくなる(夕方はあまり気にしていないが)

ヒトカラは週に何回も行きたくはない(せいぜい行けて週1)

そのくらい私には居場所がない(泣)

だからといって、その都度会って話す友人が欲しいとも思わない
(引越しを2回ほどしたばかりで、近くに知り合いは皆無)

夫からは好きなテレビでも(自分の横で)見ればいいのにと言われたりはするのだが

テレビが見たい訳でもない

ただ静かにソファに座って、誰とも話さずにゆったりのんびり時を感じていたいだけなのだ(悟っていたい)→猫のように🐈

そして今日の昼間は、実に優雅な『お城タイム』となった

ソファに深く腰掛け、コンビニで購入していたドーナツ🍩を食べる。入れたての緑茶を飲み🍵、ほっと一息つく(大量の洗濯物を処理した後)

久々にそんな贅沢な時間を約3〜4時間は過ごすことができた(笑顔)

誰もいない『我が家』は実に静寂で、最高のひとときを満喫できる居場所である

『静寂』こそ『悟りの時間』なのだ(幸せを感じられる)

来週まで、というか明日までしかこの静寂は楽しめないが(娘と3連休が始まってしまう為)

明日もまた、この優雅な限られた時間を堪能していきたいと思う









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