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眠れない夜に


雨が降りだした
嫌な気持ちで
うちをでる
鉛筆で塗りつぶしたような
重たい景色が広がる

神様がいるなら
綺麗な景色に変えてほしい
苦しまぎれの嘘も
計算された嘘も
この世からなくなればいい

寂しさなんて
知らなかった
隅っこでうずくまる
背中合わせで
そっと寄り添う

楽しさがこんなにも
近くにあったなんて知らなかった
つまらないことばかり
テーブルに並べて眺めていた
隣り合わせだったなんて

涙がこぼれても
にっこりと微笑んで
ぬれた頬を拭って
猫のように
伸びをする

初めてだった
ひとりで選んだこと
不釣り合いでもいい
変だっていい
欲しいものを手に入れる

街へ出る
みんな知らない人ばかり
難しいことだって
目隠しして進む
もう戻らない

やさしい人が好き
勇敢な人が好き
寄り添える人になりたい

ラジオを聴きながら
リカちゃんと遊んだ
留守番をしていたあの日
レモンソーダのはじける泡さえも
ロマンチックな気がして

私の妄想が膨らんだ現実にさよなら

ん?


昨日の夜は寝つきが悪かった。久しぶりにあいうえお作文を作った。おかげで、眠くなったけれど、ちょっと寝坊もした。そして、まだ眠い。

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