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家庭菜園のススメ トマト編 栽培方法のキホン

前回はトマトの種類についておおまかに説明をしました。では具体的にどのように作ると良いのでしょうか?今回はトマトの栽培方法の基本をお話ししたいと思います。


 土地作り

まず地面を耕作するわけですが、トマトはカルシウムが不足すると「尻腐れ病」になる可能性が高くなります。植え付ける14日から21日前に消石灰を全体に散布してよく耕します。 この時一緒に油かすや牛ふんなどを一緒にすき込んでおくと 土がいっそう豊かになり根が下の方まで伸びやすくなります。トマトの根の深さは約1メートル、幅は2〜3メートルとよく伸びますので、深く耕して水はけを良くしましょう。

 植え付け

ビニールマルチに約40〜50センチの間隔で植える穴を開け、その時に水をたっぷり注ぎます。目安としてはヒシャクに2杯分ぐらい (約800ミリリットル)を灌水します。 ポットの土ごと植える穴に移植して土をかぶせます。 その際に根っこの部分をキュッと軽く押さえつけてやるのがコツです。 1畝に2列作り支柱を立ててあげます。

 手入れ

苗が伸びてきたら、週に1度「芽かき」をします。「芽かき」と言うのは枝の根元に小さな目が出ます。これは又芽とも言いますが、これを放置しておくとどんどん枝が勝手きままに伸びていって全体の日当たりが悪くなります。また必要のない所が育つために余計な肥料を浪費しますので、注意してください そして、株の高さが支柱よりも高くなったら摘芯を行い花を通路側に向けて植えると管理がしやすくなります。 摘芯とは苗の最先端の部分をハサミなどで摘み取り横に伸びるわき芽を発生させることです。 

 収穫

花が咲いて40〜60日ほどで目が赤く色づきます。真っ赤に完熟した実を収穫しましょう。収穫後は冷蔵すると追熟せず2〜3日は美味しく食べられます。

 病害虫対策

アブラムシなどの害虫には、専用の薬などを散布する方が良いのですが、木酢液などを薄めで適宜与える方のも良いでしょう。また牛乳などを水で薄めて虫に直接散布すると言う方法もあります。また病害虫ではありませんが、雨が当たると身が割れてしまうことがありますので、雨が降りそうな前日には特に気をつけて早めの収穫をされると良いでしょう。栽培

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