トマトジュースの味と地域大会

夏の時期になるとフッと思い出す過去の記憶とうっすらと覚えてるトマトジュースの味。

JWに入信した母、そして父は大反対者でした。
集会から帰ってきたら出版物が灰になっていたことが多々ありました。
今思うと父は父なりに家族を思っていたのかもしれない。



当時地域大会はF県まで行かないといけないため泊まりがけで行っていた。
母は父の反対を押し切ってF県の大会へ、私と弟を連れて出かけることに。

それを追っかけてきた父は、大会会場で私と母を引き離して連れて帰ります。大会会場で泣く私と母…そして間に入る兄弟たち。
父は怒鳴っていたけど。あまりにも昔過ぎてそこは覚えてない。
引き離したあと父はかなり優しく笑いかけ、私にトマトジュースを渡してくれて、どこかに電話をかけている姿をぼんやり眺めていた。大会に戻れないのかぁ?クリームソーダ飲みたかった。そんなことを考えてたのかなぁ。  

ただその時に飲んだトマトジュースのまずいこと。それ以来長いことトマトジュースが嫌いでした。

そして父をサタンと思うようになっていきました。



チケット時代から大会に行っていましたが、大会を真面目に聞いたらチケットでクリームソーダと交換してあげると言われていたので、それだけを楽しみにしていました。
ヨブの聖書劇の最中に、トイレに行って石鹸遊びをしていた時に母にチクった方がいて鞭&クリームソーダなしと…。もう30年以上も前の話なのにまだ覚えてるなぁ。

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