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夫が公務員を辞めたいと言い出した。1

この話は、夫が公務員を辞めたいと言い出し、私が個人事業主になってお金を稼げるようになるまでの話です。
現在も夫は公務員を続けていますが、辞める手筈ができましたのでまもなく辞職の意思を上司に伝えることができます。
最終的には今やっていることを記載していきますので、読んでいただけると嬉しいです。

夫が、「公務員を辞めたい」と言った時の私の反応

困惑ですよね・・・
以前から仕事への不満を漏らしていたのですが、辞めたいとは言ったことはありませんでしたし、家のローンもあるので、まさか辞めたいと言い出すとは思ってもいませんでした。

さて皆さんならどう思いますか?
言われた当時はまだ私は専業主婦でした。
子供たちはこれからどんどんお金がかかるし、家のローンもある。
物価は上がる世の中ですが、給料は上がりません。
正直なところ、将来が不安です。でも・・・

きっかけを聞いてみた

なんらかのきっかけがあったはずです。
まずは頭ごなしに「NO!!」を言うのではなく、「なぜ?」と問いかけました。
きっと言うのに少しは抵抗はあったともいますが、思い切って口にしたのでしょう。
頭ごなしに否定するのは、辛い思いをしているのならもっと辛くなってしまう可能性があると思い、辞めました。

きっかけは?結論

きっかけは、私の一言でした。
その一言は、
  「お小遣いの範囲なら、好きな車に乗っていいよ。」
です。

世間の常識を押し付ける

夫は3人目の妊娠を機会に大切にしていた車を手放しました。
スバルのレガシィB4(TA-BE5)←これは夫に付け足せと言われましたw
マフラーやエンジンルーム内、足回り、オーディオ、スピーカー等を交換し、自分好みにいじっていました。
オイルの専用のものを購入し、こまめに自分で交換しており、洗車も毎週やっているほど大切にしていました。
そんな車を手放したのです。よく手放してくれました。
世間では「当たり前」と言われることも、夫から見れば「身を切る思い」だったと思います。

さて、手放してワンボックス車を購入したのですが、夫は未練があるのか、スポーツカーを見るたびに「いいな〜」と言い始めました。
最初は「未練があるんだな」程度にしか思っていなかったのですが、次第に「しつこい!うるさい!」と思うようになりました。

そして放った言葉があの一言です。
  「小遣いの範囲なら好きな車に乗っていいよ。」
夫の小遣いは月3万円です。
買える訳がありません。
貯金も20万円程度でした。

火がついた夫

夫は、そこから株式投資の勉強を始めました。
休みの日は本やネット動画を見て毎日勉強していました。
運良く利益が出たのか、その利益からパソコンを買ってもらいました。
その後、私は気づいていなかったのですが、株以外にお金や経営の勉強を始めたそうです。
そして出した結論が・・・

お金持ちになれば、好きな車に乗れる

お金がないから、反対する。
逆にお金があれば、反対する理由もない。
まぁ、「落ち着いた車に乗ったら?」とは思いますが・・・
色々勉強した結果、お金持ちになることを決めたようです。

そして夫がタイトルの言葉を放つ

「公務員を辞めたい。」
そして、経営者になってお金を稼ぐ
これが一番効率的で、リスクが低い多くのお金を稼ぐ方法だと夫婦で結論づけました。
起業することはリスクがあることでは?失敗したら?と思うかもしれませんしれません。
起業とリスクの関係はのちの記事にしようと思います。

このままの人生は夫や私にとって幸せか?

このまま退職まで働いてとお願いすれば、きっと続けてくれるでしょう。
でも、夫の人生ですし、縛りたくはない。
このまま退職して先に夫が亡くなるとき、「いい人生だった。」と言ってくれるでしょうか?
きっと言ってくれるでしょうが、本当の意味で本心はきっとそうでないと思いました。

なので、夫とどうすれば辞められるようになるかを話し合い、行動することになりました。
これは夫と私が死ぬ直前、「いい人生だった。」と心から言ってもらうためです。
私も言いたいです。

次回予告

次回は、「リスク」について記事にします。
公務員を辞めるリスクと辞めないリスク
そして、リスクとは本来なんなのかを書いていきます。

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