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2023 年 11 月 30 日(木)〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう

シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 5 回 ~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~
2023 年 11 月 30 日(木)10:00-12:00 @吾妻交流センター 参加者:14 名(市議会と重なったため、議員の方々は欠席)


■オリエンテーション(10:00-10:05)

・斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。
23 年 03 月 ・2033 年像を描く(「困りごと」から始めるのではなく、ビジョン=理想を描く)
05 月 ・テーマを定める(焦点を絞り、課題(〇〇を□□するには?)を設定する)
*以降、24 年 03 月まで、「声を集める(課題に対する「現状」や「解決へのアイデア」 を募る)」、および「他の自治体の事例を調べ、検討する」ことも並行して行う。
07 月 ・解決策を検討する・その 1(声や事例をもとに、解決の方向性を定める)
09 月 ・解決策を検討する・その 2(声や事例をもとに、解決策の具体化を図る)
11 月 ・解決策を検討する・その 3(声や事例をもとに、解決策の具体化を図る)
24 年 01 月 ・解決策を検討する・その 4(声や事例をもとに、解決策の具体化を図る) 03 月 ・解決策を確定し、提案の骨子を作成する *この間、「声を集める(提案内容に対する意見を募る)」ことも行う。
05 月 ・提案内容を確定し、市民フォーラムを準備する
07 月 ・市民フォーラムでお披露目する
09 月 ・候補者への提案作業を準備する

参考:https://kx6vn.hp.peraichi.com/

■第 18 回マニフェスト大賞授賞式の報告(10:05-10:10)


・川島さんより、「第 18 回マニフェスト大賞授賞式(成果賞・審査委員会特別賞受賞)」のご 報告をいただいた。

■チェックイン(10:10-10:20)

・一人一言で「今日の期待」をリレーした。

■前回の成果をおさらいする(10:20-10:30)


・前回の成果をおさらいした。
・前回は、「私たちの 2033 年像」実現に向けて、「移動」と「トイレ」に関する解決策の検討を行った。
具体的には、5 グループ(各 4~5 名)に分かれ、「移動(1)(2)(3)」「移動(4)」「トイレ」 の順に、それぞれ「グループで検討(約 15 分)」→「全体で共有(約 10 分)」を行い、アイ デアを得た。成果に関しては、前回の議事メモを参照のこと。

■「住居」と「健康」に関する解決策の検討を行う(10:30-11:40)


・「私たちの 2033 年像」実現に向けて、「住居」と「健康」に関する解決策の検討を行った。 具体的には、3 グループ(各 4~5 名)に分かれ、「住居」「健康」の順に、それぞれ「グル ープで検討(約 20 分)」→「全体で共有(約 10 分)」→「グループで追加検討(約 5 分)」 を行い、アイデアを得た。

◇住居 10:30-11:05


2033 年像への課題:
障害のある人が住む場所に困らない環境を整えるには? (検討のヒント:バリアフリー条例を制定する)

私たちの 2033 年像:
・バリアフリー住宅が選び放題になっている
・すべてのアパートにバリアフリーの部屋が 1 つ以上ある
・障害のある人専用の物件を扱う不動産屋がある
・障害者も入居しやすい賃貸物件が増えている
・新築時に補助金が出ることで、バリアフリー住宅が増えている
・住居改修時の補助金の「1 人 1 回」という制限がなくなっている
・聴覚障害者のグループホーム(施設)がある

▶解決策:
・「つくば市バリアフリー条例」を制定し、規制をかける/アパートをバリアフリー化する
・公営住宅にバリアフリー物件を一定数つくる
・数値目標として「年 2 棟・2 部屋のバリアフリー化」を掲げる
・バリアフリー住宅の建築に補助金を出す
・バリアフリー助成を、業者も使えるようにする
・便利な場所にバリアフリーの部屋をつくり、税金の減免を行う
・固定資産税に対し、(エコ減税のように)バリアフリー減税を行う
・一人暮らしへの家賃補助を行う
・近所の人の障害に対する理解を進める
・管理人が見回りしてくれる物件を増やす
・障害種別に対応した物件があり、選べるようにする
・バリアフリーの基準を検証し、明確にする・物件紹介サイトで、バリアフリーの詳細を明記するようにする ・バリアフリー物件マップをつくる

◇健康 11:05-11:40


2033 年像への課題:
どんな人でも気軽に健康診断が受けられるようにするには?
様々な障害にあわせた健康診断を受けられる医療機関が分かるようになるには?

私たちの 2033 年像:
・誰でも市の健康診断を受けられるようになっている
・車いす体重計が市役所や交流センターに設置されている

▶解決策:
・市内 6 地域に相談窓口を開設する
・保健センターにエレベーターを設置する
・車いす体重計を市役所や医療機関に設置する
・バリアフリーで健康診断を受けられる場所を「ちょい住み」で調査し、公表する
・胃部レントゲン(バリウム検査)ができないのなら、代替手段(胃カメラなど)を無料で用意する
・障害種別に対応する、健診や診療に関するコンシェルジュを設置する
・症状の伝達などのコミュニケーションに役立つツール(イラスト、指差しボードなど)を開発する
・障害・症状に合わせた健康増進体操を「ちょい住み」で調査し、公表する
・障害者向けのマラソン大会を実施する

■次回のテーマ・日程・会場を決める(11:40-11:50)


・第 6 回(1 月)のテーマおよび日程・会場を決定した。
・次回は、1 月 25 日(木)10:00~12:00 に、かつらぎ交流館(学園南 3-69)で開催し、「理解 と参加」と「学校」に関する解決策を検討することとした。

■チェックアウト(11:50-12:00)

・一人一言で「今日の感想」をリレーした。
以上