7/6 五大学対校陸上 振り返り

昨日、筑波大学陸上競技場にて五大学対校陸上が行われました。参加校は筑波大学、順天堂大学、東海大学、日本体育大学、そして日本大学。奇しくも、秋には箱根予選に出場する五大学での対校戦でした。非常に暑さが厳しいコンディションだったと思いますが、特別長距離部門の3選手が出場した3000mは7着までが8:20を切るハイレベルのレースになりました。それでは、結果にコメントを加えて、レースを簡単を振り返りたいと思います。



五大学対校陸上 3000m


2着 菅原広希③ 8:14.86 PB
3着 滝澤愛弥③ 8:15.26 PB
10着 長谷川豊樹② 8:34.03 PB

菅原選手…600m付近から2番手に躍り出ると、そのまま常に先頭が見える位置をキープし、ラスト2周では先頭に立つシーンも見られました。優勝した筑波大・古川選手が残り600m付近で前に出ると、一時は5番手まで順位を落としましたが、ラストは流石のキレで2着を確保。大晦日以来のレースでしたが、今回もポテンシャルの高さを証明するレースでした。夏を怪我なく過ごせば、秋には5000m13分台を期待できる選手だと思います。今後の距離選択も注目ですね。

滝澤選手…決して先頭には出ずに、終始菅原選手の背後でレースが動く瞬間を身構えていた印象でした。残り600mでレースが動いた際は先頭には付けなかったものの、2〜4番手をキープし、最終的にも3着でのフィニッシュを果たしました。レース後の笑顔も印象的で、久しぶりに持ち味を発揮できたレースになったと思います。秋は目標とする箱根予選に向けて、持ち味のスピードをハーフの距離でも活かせるように、練習を十分に積んでいきたいですね。

長谷川選手…スタート直後は2番手に付けるも、接触でバランスを崩したことも影響したか、600m付近から徐々に位置を下げる展開になりました。2000m手前では表情も苦しくなり、一気に最後方までポジションを下げます。2000m通過後に1人を交わし、最下位は脱したものの、タイム・順位とも悔いの残る結果に終わってしまいました。スピード面での課題をこの夏で少しでも解消して、秋は主要大会のメンバー入りを目指してほしいです。

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