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ありがとう

大学病院での再検査では
CTを撮ってもらい、シャントの様子を見てもらう。

首のあたりにポートがあるのですが、
ポートから胴体にかけてのシャントには液体が入っているが
ポートの中には何も入っていないように見える。
という事は、脳からの髄液がちゃんと流れていないのでは、という事でした。

すぐに手術しましょうとなり、
検査の3日後に手術が決まりました。

手術の前夜、フードもいつもより食べる事が出来て、頭も自分であげられるほど調子が良さそうにみえました。

これで明日の手術もがんばれそうだね。
また体も楽になるからね。
と家族も安心していました。

しかし、夜中寝ていると思ったら
いつもとなんとなく様子が違う。
発作などとはまた違う、呼吸が荒く、ぐったりとした様子。

すぐに家族を集めて、様子を見つつ夜間病院に連絡。

それからは、あっという間でした。
呼吸と心拍が止まり、
マッサージや声かけをしながら病院へむかう。

病院でも色々な事をして頂きましたが、帰ってくることはありませんでした。


一緒に頑張ってくれた、しろくま。
最後に元気な姿をみせてくれて、ありがとう。
優しくて、穏やかで、食いしん坊の、しろくま。
家族になってくれて、ありがとう。大好きだよ。

手術前夜。
頭を上げて調子が良さそうだった。


最後まで、この投稿を読んでくださった方へ。
お付き合い頂きありがとうございました。

しろくまは4歳3か月という命でしたが、
沢山の場所に行き、沢山の方に出逢い、可愛がって頂きました。
人が大好きだったしろくま。
幸せな犬生だったと信じています。

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