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王子公園 串カツ咲くや

加藤文太郎が愛した六甲山。これまで何度も登ってきた。その日は雨の予報。JR宝塚駅から西へまず塩尾寺へ。ここまで宝塚の急坂の住宅街を進んでいく。よくもこんな急坂の街に住めるもんだ。駅までの通勤とか買い物とか毎日大変。かなり上には大学がある。駅からここまで歩いて歩くのか?罰ゲームだろう。学校行くのが嫌になるに違いない。さて、大平山らへんから雨降ってきた。寒い。足元悪いし、雪みたいな雨。そこから吹雪。風冷たい。正直帰りたい。辛い。予報では曇だったがなんでこんなことになるのか?山の天気は予報はあてにならない。頂上まで4時間半。吹雪いているし気温マイナス7度。それから歩き続け掬星台到着。ケーブルに乗るつもりだった。既に四時。ケーブルは定期点検で止まってる。よって青谷道を徒歩で下山。日が暮れた中を降りていく。足元見えない。王子公園駅近くに下山。トータルで25キロ踏破。膝がガクガク。で、駅近くの店。串カツ咲くや 何も考えずに入った店。当たりだった。繊細な串カツ、創作的な料理。いちにち歩いて消費したカロリーは食べすぎて飲み過ぎて体重はプラスだった。何やってるの?水分抜けても体重は定着してしまった。でもいい一日。無職プー太郎の特権を行使したのであった。

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