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第6弾青クロコダイル的カードレビュー 2023/12/03追記あり

はじめに

第6弾の発売までもう数日となりました。カードリストも発表され、青クロコダイルにフィットするカードはあるかな〜と胸を躍らせている日々でございます。個人的な意見ではありますが、カードというのはテキストだけではそのパワーを確認できないと考えます。デッキに入れて使ってみて試行錯誤して、初めてその実力を計れるのではと思うのです。今回のレビューは発売前ということで実際に使ってみるという工程を省いて評価しています。その点につきましては予めご了承ください。
今回は4段階評価形式にしてみました。尚、青クロコダイルデッキに採用するという目線で評価しています。

  • S 発売後、即デッキに採用したいと考える

  • A かなりパワーがあるが、採用圏内

  • B まあ、使えそう、強そう

  • C 他のリーダー向けカード

キャラ

アラマキ A

パワー8000でブロッカーのため、かなり固い壁になれそうです。個人的にはこのパワーのキャラは殴りに行った方が強いと考えているので、出たそのターンに一回攻撃を受け止めるのが役割なのかなと考えます。起動メインは、コストを下げるカードが無い青クロコダイルでは、低コストブロッカーを退けて、攻撃を通しやすくできる程度です。 しかし、注目すべきは自身を手札1枚切っただけで0ドンでパワー+3000できることだと思います。コスト8でパワー11000は高コストのキャラを倒すことも視野に入れられるでしょう。青クロコダイルは手札にカウンターの無いカードが貯まっていきがちなので、腐っているそれらを切ってパンプできるのは偉いです。 

手札を1枚捨てる+コスト2以下のキャラをデッキの下に置くまでがコストでした。テキストの「:」までは効果の発動のための条件になっているので注意しましょう! 手札を1枚捨てただけではパワー+3000されませんので気をつけてください。 2023/12/03追記


まあ、コスト8なので基本的に先行を取っていきたい戦略とは相性は悪いです。それでも1度試してみたいカードですね。

ギオン S

素で5000帯のリーダーに殴りに行けるプレイアブルな2000カウンターだと思います。効果はテキスト通りに読むと、カウンターイベントで誘発する以外にも、相手のトリガーイベントでも誘発するはずです。手札=防御力のワンピースカードゲームにおいて殴らずに手札を減らさせることができるのはかなり強いと思っています。効果はあらゆるデッキで刺さるわけでは無いため、デッキによってはプレイせずに手札でカウンターとして消費できるのは本当に強いです。ただ、2000カウンターをプレイする=防御力を落とすということは意識したいですね。デッキ内の2000カウンターの枚数、配分については調整していく必要がありそうです。後述のたしぎでサーチできる2000カウンターです。

クザン C

2枚ルーティング(デッキ下)ができる3コス5000のキャラ。カウンター0なのが苦しいかなと思います。カウンターの無いカードは手札で貯めておくというよりも優先してプレイしたいなと思えるカードであってほしいのですが、このカードは手札の質を上げるという役割で、盤面には大きな圧力をかけることができません。他のカードを見てみる感じコスト3以下は簡単に除去されてしまう環境になりそうなため、今のところ採用は考えていないです。ただ、デッキを掘る能力は後述のコスト9のサンジとのコンボは狙いやすいですね。クイーンなどの他のデッキで活きるカードだなのかなと思います。

サカヅキ C

赤緑ローのような低コストキャラを並べてコンボするデッキが増えれば採用を考えようかなという感じです。コストを下げられる青黒サカヅキで使われるのでしょうか?現状、青クロコダイルでは採用は無理だと思います。

シャーロット・プリン S

個人的に第6弾で最も期待しているカードです。スタッツは平均以下ですが強制的に相手の手札を初期手札同然にしてしまえます。紫ローとの違いは手札の引き直しをさせることです。あと手札が5枚であってもプレイする価値がある場合もあります。上手くいけば相手の手札を壊滅状態にできるでしょう。特に緑ウタのように、手札の質が一定以上求められ続けるリーダーに対してはかなり刺さるはずです。基本的には「このターンは、1回ライフで攻撃を受けて次の攻撃はこれでカウンターするか」という相手の防御プランを崩すことが強い使い方なのかなと考えます。1000カウンター付いているのでベロベティのような手札消費の激しいリーダー対面でも腐りません。
もちろん、逆に相手に強いカードを引かせてしまうこともあります。諸刃の剣ですね。それでも、手札差がどうしてもできてしまう青クロコダイルにとっては、相手の手札を簡単に減らさせることのできる待望のカードです。
まずは4枚デッキに入れてみて、使用感を確かめてみる予定です。記事も出すかもしれません。たぶん過大評価ですが、青クロコダイルの復権に一役買うポテンシャルを感じています。

ゼフ  C

≪東の海≫を持つリーダー向けカード。以上ですね。

センゴク B

コスト5、7000バニラカウンター持ちの「海軍」ですね。後述の「たしぎ」の存在もあり、デッキを海軍寄りにするなら採用も考えようかなってぐらいです。

たしぎ B

「海軍」サーチですね。現状デッキにサーチしたい「海軍」は戦桃丸、パシフィスタがいます。特徴を海軍に寄せていかないと強さを発揮できないカードだと思います。アラマキ、ギオンの採用を考えると採用候補に入ります。しかし、現状の青クロコダイルでは、プレイアブルな非海軍が多いため、確実に手札に入るカードを調整できるデッキトップ操作系の方が強く使えそうです。今後の海軍カードたちに期待したいですね。

つる B

自身を含めて手札3枚使って「手札」バウンスです。2000カウンター相応といったところでしょうか。デッキを「海軍」の寄せるならばたしぎから持ってこれる2000カウンターということで評価できると思います。

トキカケ C

手札が4枚以下ならKOされないのは、強くはありますが、青黒サカヅキの居る環境ではあまり高い評価はできません。コストも2ですし、青緑ゾロサンジ向けなのでしょうか?犬噛やアラマキでパンプして殴っていくことになりそうです。

パグワール・D・サウロ C

サカヅキと同様に横並べコンボデッキ+アグロデッキ対策ですね。KO時なのが除去までのタイムラグがあってキツいと思います。一応「海軍」です。

ボルサリーノ C

カウンターの無いコスト2ということで、別のリーダー向けと考えられます。スタッツは平均以上のため、(1ドン付ければリーダーを殴りにいける)アグロやりたいときは採用するかもしれません。

モンキー・D・ガープ B

最近、青黒サカヅキがブロッカーを並べてくる戦略を取ってきているのでもしかしたらデッキに入るかもしれません。9000のアンブロ攻撃は相手にとって大きな圧力になるはずです。KO時効果を持つブロッカーの対策にもなり得ます。リーサルも取りやすいでしょう。

サンジ A

デッキトップがコスト9以下の「キャラ」だった場合、踏み倒すことができます。最大の上振れはコスト9のミホークでしょう。コスト7ドフラミンゴや最悪パワー6000のパシフィスタが捲れても相手に与える圧力は大きいと思います。踏み倒し先が強くなるようになるべくデッキトップを調整してからプレイしたいですね。踏み倒しの少ない青にとっては面を展開できる貴重なカードだと思います。しかし、コスト9と重いこと、カウンターが無いこと、下準備が無いと運否天賦になること(最悪何もプレイできない)、サンジ自身が捲れてもプレイできないことを考えると採用しても1~2枚かなと思います。ここまで色々書きましたが使ってみないと強さがわからない系カードだと思います。化けると怖いので手頃な値段だったら早めに数枚確保しておくつもりです。

イベント

天叢雲剣 C

ルッチ?相手のキャラのコストを下げて使うこと前提なデザインのような気がします。下準備無しに1対2交換ができるのは強いですね。この手のカードは青黒サカヅキが使うのでしょうか?現状自ターンでキャラのコストが下がることがあまりないと思いますので、トリガーはあまりケアしなくても良さそうです。

おれは女の涙を疑わねェっ!!!! C

青緑ゾロサンジ専用カードだと思います。

重力刀 猛虎 A~B

デッドロックよりも1重い代わりに1対2交換が可能なイベントです。青クロコダイルではキャラのコストを下げられないため、テキスト通り6以下を2体ボトムに送ることになるでしょう。現状の環境では6以下のカードが多くプレイされているので、採用を考えたいのですが、三千世界やデッドロックとの枚数調整が必要だと思います。そして、コスト7というのは軽くないです。打つ際は、キャラの展開を優先すべきか、他の除去手段は無いかをよく考える必要がありそうです。
10ドンあるターンで、場の戦桃丸でパシフィスタサーチ+猛虎+リーダー効果バウンスとかできるとほぼ勝てそうです。2枚くらいから採用してみようかなと考えています。

ホワイトスネーク C

メロメロメロウと比較するとパンプできる量は1/3ですが、いつでもドローできます。正直2000カウンター切る方が強いのかなとは思います。

総評

まず、今セットの青のカード全体を見て感じたのが「青黒サカヅキ」が推されていることです。青黒サカヅキで活きそうな「海軍」サーチや、低コストバウンスカードが何枚も収録されました。他のカードでコストを下げて使うことが前提とされている、もしくは強いカードが多く、青と黒の親和性の高さが実感できます。ちなみにですが、私はMTGもプレイしているのですが、MTGにおいて昔、青と黒は友好色として相性の良い色とされ、土地などのマナ基板で優遇された組み合わせでした。ワンピースカードにもそういったデザイン思考があるのでしょうか?
青クロコダイル的には、「アラマキ」「ギオン」「プリン」「サンジ」「猛虎」と試してみたいカードが多く、第5弾と比較して豊作となりました。あとは、新リーダー達とも対戦してみて、改めて1枚1枚を評価し直していきたいですね。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。青クロコダイル目線ということで、ほとんどの方にとって役に立たないレビューだったかと思います。周りに青クロコダイルの使用者がいないため、かなり偏見の強い記事になっているかと思います。次回は、6弾環境を遊んでみての青クロコダイルのデッキレシピについて書いていこうと思います。
皆様の楽しい6弾環境を祈ります。それでは!!

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