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設定推測手法覚書 1.前置き

設定推測ってめんどくさいね。

※一度勢いで公開した記事に加筆していったら結構長くなったので分割しました。
独学でやってきた事を文章化する事で自分の理解が深まるかも?という事で書き始めましたが、お役に立てる事が書いてあるかどうかはわかりません。
ツッコミ感想お待ちしております。

「ツール」と大袈裟に読んで良いかモノかはわかりませんが、自分はExcel(今は正確にはGoogleスプレッドシート)で設定推測用のシートを自作して打つ事が多いです。

「6なら挙動でまるわかり」系の機械についてはそんなめんどい事しませんが、設定確定演出が出づらかったり、そもそも無かったり、早い段階で現実的に引ける部分での強力な設定差が無かったりする機種については、細かな数値を積み上げて数学的に判断するのが大事だったり、それしか出来る事が無いな、という判断ですね。
打感の方が大事だったりする事もありますが。

画面はこんな感じ

ネットを漁ればそれなりに判別ツールは出てくるので、自分で作らなくても良さそうなもんですが、全部の項目を入力しないと結果が出なかったり、かと言ってカウントしてないところまで適当に入れると変な結果が出たりして、イマイチ使いづらいし、項目ごとの弱さ強さも検証出来ない事が多いし。
という事で自分で作りはじめました。

確率統計についてはむかーしほんの少しかじったくらいで完全に素人だったので、1から作るのは少し大変でしたが、色んな項目について計算していくと「確率的にはこうなるのかー」とか学びがあって面白かったですね。
ついでに自分で作ると重視する項目と軽視する項目とか重みづけも勝手に出来ますね。
確率論的な所を超えた部分まで、いわゆる「ぶどう信者」になったりもできます。

で、作り方ですが、設定差がある要素を抜き出して、実際に起きた事象が各設定で起きる確率を計算して、それの比率で各設定の期待度を出してみよう。と言うのが基本的な考え方になります。
例えば〇〇をxxゲーム回して△回引く確率を計算したら

設定1 10%
設定2 15%
設定3 20%
設定4 25%
設定5 30%
設定6 35%

こうなった。

みたいな結果をまず出して、各設定で起きる確率を全設定の合計値で割ります。この場合、この項目だけで設定1の期待度を出す時は
10%÷(10%+15%+20%+25%+30%+35%)=10%/135%=7.4%
というような計算になります。

ただ前提として1しか無いホールだったら、どんなに数値が良かったとしても上振れした1だし、設定差がある所で引き負けてたら6でも1に見えます。当然ですね。
結局、根拠とか打感とかホール状況が大事ですよね。

これ自体は設定配分も店のクセも考慮してない上に各設定均等配分という前提のあくまで数字のお遊びみたいなモノですから、よほど極端な結果にならない限りは、続行か撤退かを決めるあくまで一つの検討材料とか目安に過ぎないという事になろうかと思います。

その2へ続く

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